ハンモックと旅 〜かばんにハンモックを〜

こんにちは。頭の中がハンモックのことでいっぱいな野沢ともみです。

突然ですが「ハンモック」というとどういうイメージでしょうか?

最近お仕事でハンモックに関する記事を書かせてもらう中で、一般的なハンモックって


こういう↑イメージなのだなと思い知らされることがありました。

手軽におうちに置けるということもあり、「ハンモック買ったの〜!」と言うと大体こういったスタンドのものを想像されるのだと思います。

そういえば私も、今のようにアウトドアにどっぷりとハマる前までは、ハンモックといえばこういう形状という認識でしたし、実際に愛用していた時期もありました。
ご丁寧に外にも持ち運べるようにケースがついていたので、意気揚々とハンモックスタンドを背負って「お外ハンモック」を楽しむこともあったのですが…

はたして手軽か?と聞かれたら正直「NO」。

 

お米の袋よりもはるかに重いんですもの。そんな棒状の長い鉄の塊を背負って出かけるのは決して手軽には感じませんね。どちらかというと苦行…?車移動ならまだしも公共交通機関を使って持って移動するのはちょっと……(武器持ち歩いてるみたいで不審に見えそうだし)

 

もっと色んなところへハンモックを持って出かけたい!
出掛け先で、旅先で、気軽にハンモックにゆられたい!


今日お送りする記事はそんなふうに思っている人のお役に立てるかもしれません。

 


かばんに入るハンモック

ハンモックには先ほど挙げたようなスタンド式のものもあれば、木を使って張るものもあります。スタンドは体を支えなければならないので、どうしても大きくて重くなりがち。手軽に持ち運ぶには「木を使うこと」が前提になるかと思います。そう、一旦スタンドのことは忘れましょう!

木を使って張るハンモックなら、一枚の布切れと木に接続する専用ストラップだけで済むので、随分とコンパクトになります。もはやそこらへんの女子の化粧ポーチくらいのサイズなので、かばんに入れることも余裕です。

 

特に薄くて丈夫な生地のハンモックを選択すれば、女子の化粧ポーチどころかファミレスのハンバーグくらいのコンパクトさになることも。まあ、ファミレスのハンバーグをかばんに入れる機会がないのでなんとも言えない例えですが………とにかくハンモックとは思えないほど小さいものもあるのです。

 

例えば、

・eno SUB6
・LELEKA Pixy Hammock
・SEA TO SUMMIT ウルトラライトハンモック

など、どれも小さいハンモックですが100キロ近く体重をかけても問題ない仕様です。小さいといっても生地自体の面積は十分。子供用ではないですし、大人が寝てもしっかりと包み込んでくれます。

そして、ハンモックと木を接続するのに必要な”ハンモック専用ストラップ”。こちらもとてもコンパクトなものがあったりします。

 


“とりあえず” で持っていける

小さなハンモックとストラップのセットをそっとかばんにそっと忍ばせておけば、張れるタイミングでハンモックを張ることができます。

「よし!今からハンモックを張りに行くぞ!」と意気込んで準備をしなくても、張れるかどうかはわからないけどとりあえず持って行こうかなという気持ちでいつでも持ち出せるサイズなのです。なんて手軽なんでしょう。旅行の時、やるかわからないけど一応トランプ持って行こうかー!みたいなノリです。

 

※実際にどんな場所でなら張れるのか、ハンモックを張るのに最適な木はどんなものなのか…という点については、過去に書いた「お外ハンモック」の初め方〜基本のき〜の記事を参照していただけたらと思います!

 


ハンモックを持って旅に出よう

旅先でふと気になった場所で立ち止まり、「おー!ここいいじゃん!ちょっと休憩しちゃお!」なんて、そっとかばんからハンモックを取り出して設営し、ゆらゆらとのんびりする……とてもロマンがありますね〜!想像しただけでグッとくるものがあります。

 

旅先では思わぬところでハンモックチャンスに遭遇するかもしれません。逆に行き先によっては全然ハンモック張れないじゃないか〜(泣)といったことが起こるかも可能性も。
「小さなハンモックセット」なら負担なく、そっと寄り添うような形で旅の楽しみを増やしてくれるのではないでしょうか。

 

ちなみに私は車の中にいつもハンモックのセットを載せています。(※上の写真でいう左端のグレーの袋のものがハンモックセットです)

いつだってハンモックチャンスに備えて準備万端。「小さなハンモックセット」は旅にとってもおすすめですよ。

□ ANOTHER STORY

こやけん

Naoya Hanaoka

SHINGO KURONO

Arai Sayaka