朝ごはんは、”プリフィックス”で考える。

新年度が始まり、新たな環境で生活をスタートさせた方も多いかと思います。

慣れない場所で過ごしたり、覚えることや考えることが増えるこの時期、
朝食の準備にかける時間はできるだけ減らしたいもの。
でも、ちゃんとエネルギーになるものを摂って一日を始めたい。
そう思う私は、日々の朝ごはんを「プリフィックス」して運営しています。

これが、面倒くさがり且つ食いしん坊の私にとってなかなか快適なので、
ちょっと詳しく説明してみますね。

朝ごはんを構成する「要素」を決める

朝食を「いちから考えるのは面倒」、でも「毎日同じだと飽きる」という、
相反する思いから実践しているのが「要素のみを固定する」という方法です。

例えば、毎日目玉焼きだと飽きるけど、メニューをいちから考えるのは面倒なので、
「たんぱく質」という要素を固定して、スクランブルエッグや豆腐などを
その要素からピックアップするといった具合。

私の場合、この構成要素を、
「炭水化物」「汁もの」「たんぱく質」「野菜」
の4つとしています。

では、これらの要素についてそれぞれ触れてみます。

①炭水化物
これはごはんやパン、そば、うどんなど、主なエネルギー源になるものですね。
私は、白米と同じように炊ける玄米を小分け冷凍したものを軸に、
休日にはパンでピザトーストを作ってみたりしています。
(労働には米の力を必要とするタイプです)

②汁もの
季節を問わず、あたたかい汁ものがあるとほっとするので、できるだけ用意しています。
適当にあるものを具にする味噌汁の出番が多いですが、
思い立った時に気分を変えられるよう、インスタントスープも常に買い置きしてあります。

ちなみに、私は味噌汁のために出汁を取ることをほとんどしません。
玉ねぎやきのこなど出汁がよく出る具を入れて火を通し、
味噌を溶くだけで十分おいしいと思っています。
時々煮干しや鰹節などの出汁素材と言われるものを入れて、
それをそのまま具として食べることもあります。

③たんぱく質
身体を作るのに欠かせないたんぱく質も必ず摂ります。
動物性たんぱく質としては玉子を使うことが多く、
スクランブルエッグの具を変えたり、目玉焼き、ゆで卵など、料理法を変えて飽きないように。
時には、味噌汁の具にすることもあります。

玉子以外なら、ソーセージやしらす、ししゃもなども手間が少なく用意できるメニューです。
植物性たんぱく質なら、納豆や豆腐が手軽です。

④野菜
朝ごはんにしゃきしゃきと野菜を食べるのが好きで、野菜も摂るようにしています。
葉野菜やトマト、きゅうりなどの生野菜サラダのほか、
茹でたブロッコリー、おひたしや漬物などで目先を変えながらルーティンさせています。

 

そんな4要素を取り入れた私の朝ごはんは、例えばこんな感じです。

・玄米ごはん
・味噌汁(玉ねぎ、大根、わかめ、蕪の葉)
・スクランブルエッグ(チーズ、舞茸)
・水菜とトマトのサラダ
・梅干し

ですが、このように毎日1要素を1品に仕立てる必要はなく、
・野菜たっぷりの豚汁とごはん
・サラダに茹で鶏やゆで卵をのせた、ごちそうサラダとトースト
・昨夜の鍋の残りに野菜を足して、うどんと卵を入れた鍋
などでも、要素は満たしているのでOKとしています。

メニューまでがっちり決めてしまうと自分が飽きてしまって、
朝ごはんが義務みたいになってしまいそうだけど、
これなら要素の中身を変えながら、でも半分くらいは決まっているような気持ちで作れるので、
楽しみに続けられています。

自分好みの朝ごはんで、一日を元気にスタートさせるヒントになったら嬉しいです。

 

 

 

 

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