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発酵文化研究所(運営:株式会社Career Lab) 自身の経験から、日本人の身体に合う伝統的な「発酵食品」を手軽に続けられるようレシピ提供、ワークショップ、食育・腸活アドバイス、各種商品開発を行う。 発酵・酒粕料理研究家/上級食育アドバイザー/腸活アドバイザー

夏こそ取り入れたい「酒粕・甘酒」活用レシピ

こんにちは。
発酵文化研究所です。

暑い日が続くと、疲労感で身体が重く感じたり、
日差しの強さによる、肌のトラブルが気になる方も多いかと思います。

今回は、そんなときだからこそおすすめしたい酒粕と甘酒、
そのアレンジレシピをご紹介させていただきます。

①夏こそおすすめ甘酒と酒粕

年中、いろいろな発酵食品を食事に取り入れていますが、
暑くなると、特に意識して摂るのが甘酒と酒粕です。

過去に、両方ともご紹介させていただきましたが、
甘酒や酒粕はとても優れた発酵食品で、ビタミンやアミノ酸が豊富です。

また、不足しがちな食物繊維も豊富なので、
食欲不振の時など、特におすすめしております。

また、甘酒はたくさんの商品がスーパーやコンビニで販売され、
とても身近になり、手軽に飲むことができるようになりました。

汗をたくさんかいた後や食の量が足りていないなというときに、
甘酒を飲んで補うことで疲労回復効果も高く、
夏特有の疲労感を、蓄積させない効果も期待できます。

一方、酒粕はアルコールを含みますし、
持ち歩きながら手軽にいただくというのも難しいかと思います。
ですが、夏の日差しによる肌のダメージを回復するには、
とても効果的ですので、こまめに摂ることをおすすめしております。

そこで今回は、酒粕と甘酒レシピの中でも、
特に人気の高いものをご紹介させていただきます。

②酒粕・甘酒お手軽レシピ

・酒粕レシピ:基本のミートソース
【材料4人分】
合い挽き肉・・・200g
玉ねぎ・・・・・1個
にんにく・・・・1片
カットトマト缶・1缶(400g)
醤油・・・・・・大匙1
酒粕・・・・・・大匙1(お好みで増量可)
塩胡椒・・・・・少々

【作り方】
1.鍋に合い挽き肉とみじん切りにしたニンニクを入れ弱火にする。
2.合い挽き肉から油が出てニンニクの香りが出始めたら、
みじん切りにした玉ねぎを入れ炒める。
3.玉ねぎが透き通ってきたら酒粕を入れ炒める。
4.トマト缶を全て入れ煮詰め、醤油・塩胡椒で味を調えて完成。
※水分量はお好みで調整ください。

コロッケの具材やドリア、ピザなどアレンジ自在です。

・酒粕レシピ:鶏肉のクリーム煮
【材料2人分】
鶏もも肉・・・・1枚(食べやすいサイズにカット)
じゃがいも・・・2個
人参・・・・・・1本
※じゃがいもと人参は乱切りにしてレンジで加熱しておく
生クリーム・・・200cc(無ければ牛乳、豆乳)
バター・・・・・大匙1
酒粕・・・・・・大匙1(お好みで増量可)
塩胡椒・・・・・少々

【作り方】
1.鶏肉に塩胡椒しフライパンに並べバターを入れ火をつけ、
弱火から中火にし焼き色をつける。
2.生クリームを三分の1程度と酒粕を入れて溶かす。
※火を止めて作業するのがおすすめです。
3.残りの生クリームを入れ10分程度煮込み塩胡椒で味を調える。
4.にんじんとじゃがいもを加え、さらに5分程度煮詰めて完成。

鶏肉をエビや鮭などに変えても美味しくいただけます。

・甘酒レシピ:ピクルス感覚 甘酒の浅漬け
【材料】
きゅうり・・・・2本(約200g)
人参・・・・・・1/3本
甘酒・・・・・・100cc
酢・・・・・・・60cc
塩・・・・・・・8~12g

【作り方】
1.きゅうりを5mm巾程度の輪切りか斜め切り、人参を千切りにする。
2.食品用保存袋に、甘酒・酢・塩を入れ漬液を作る。
3.漬液にカットした野菜を入れ揉みこみ冷蔵庫で半日から1日漬けて完成。
冷蔵庫で保存し2~3日で食べきるようにしてください。

野菜は他にも大根、茄子、玉ねぎなどもおすすです。
使った漬液はドレッシングとしてお使いいただけます。

③まとめ

食べるということは、とても大切なことですが、
多忙な現代においては、どうしても後回しになることも。

発酵食品など食での体質改善やダイエットは、
少しずつでも良いので長く続けることが大切です。
その結果、ふとした瞬間に効果を感じていただくことができます。

これからの身体を想って、
ほんの少しでも取り入れてみるきっかけになれば幸いです。