北海道の食を巡る 取材旅 vol.1【和商市場】

こんにちは。
発酵文化研究所です。

毎年恒例の「食を巡る取材旅」
昨年は熊本でしたが、今年は北海道にお邪魔してきました。

新千歳空港に降り立ち出発してから戻るまで、
走行距離は約1,400キロ。

改めて、北海道のスケールの大きさに気付かされつつ、
北海道ならではの食文化に触れてきました。

その中で出会った食文化や食材を、
数回に分けてご紹介させていただきます。

先ずは、釧路の和商市場からスタートです。

①和商市場について

釧路駅から歩いて5分程度の場所にある和商市場。
地下の駐車場だけでなく、
正面入り口前には広々とした駐車場も完備されていて、
とても利用しやすい市場という印象でした。

和商市場の歴史については、
どのように表現するのが良いのか悩みましたが、
こちらをご覧いただくのが一番良いと感じました。

和商市場の歴史(和商市場公式サイト)
https://www.washoichiba.com/html/history.html

『 和して商う 』
和商の文化は対面販売。

人と人との触れ合いや、
素材を一番に大切と考える食文化だと言われるだけあって、
たくさんの方で賑わう中も、
私達に色々とお話ししてくださいました皆様に感謝しております。

②和商市場の「勝手丼」

和商市場に入ると、
たくさんの北海道の幸が目に飛び込んできます。

その中でも、ひときわ目立つのが勝手丼の一角。

元気で明るい、お兄さんやお姉さんの掛け声に、
ついつい引き寄せられてしまいます。

初めての私。
どういう仕組みなのか教えていただきました。

【勝手丼の流れ】
1、市場の奥の惣菜屋さんでご飯を買う。
量は大から小まで選べる。
お好みで酢飯も選べる。

2、場内に並ぶ海鮮屋さんや魚卵専門店などで、
好きな材料、試したい材料と量を選ぶ。

3、色々、好みに応じて盛り付けて完成!

とっても簡単で楽しいので、
老若男女問わず、とても良い経験になると感じました。

この日は、なんと釧路産の鮪が!
「どういうことですか?」と伺うと、
「いわし漁の網に鮪が紛れ込むことがあり、
そうして水揚げされた場合に釧路産鮪として提供できるんだよ」
と、とても気さくに教えてくださりました。

あの小さな魚と一緒に鮪が・・・
とても不思議で面白い絵面だなと想像しつつも、
とてもキレイで肉厚な大トロ、中トロは、
本当に、お値打ち価格だなと感じました。

皆様も、釧路産鮪に出会えたらチャンスです。
お試しください。

その時期などによりますが、
釧路産の鯨やオヒョウなどにも出会えるかも。

悩み過ぎて選べない方、
好きな物ばかりになってしまう方、
盛り付けや量がわんぱくになってしまう方などなど、
その人それぞれの個性が現れるので、
それを見せ合うのも楽しさや美味しさの秘訣ですね(*^-^*)

③番外編:和商市場の楽しみ方は他にも

お腹がいっぱいで勝手丼を食べられない!
という方でも楽しめる和商市場。
北海道ならではの魚介や食材が並ぶので、
それを見ながら、お話しを聞いたりするのも楽しみの一つ。

もちろん、お土産に最適な乾物や珍味、スイーツも豊富。
帰ってからの楽しみとして、お買い物する場所としてもおすすめです。

 

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