1mmの価値

週に何回東急ハンズに行ってるんだという話だけれど、もろもろの材料を買いにまた行った。

年に一度のハンズメッセというものが開催されており、素材コーナー、木材コーナーのカット後の切れっぱしが50円とかで売っていた。

サイズというのは価値なのだ。
規格のサイズ通りに切られたアクリル板は1000円2000円するのに、同じ面積でも、縦に細長くなってしまったものは100円だ。

物質的には全く同じものなのに。

以前、廃棄物を回収して、何か他のものを作っている人にお話を伺ったときに、

「例えば、車の鉄板てあるでしょ。プレスして、カットされて、1mm内側だったら製品になり、たった1mm外側は廃棄物として僕のところにやってくる。」

と言っていた。

何百万円という製品のボディになる1mm向こう側は、ゴミになってしまう。

Shingo Kurono

□ ANOTHER STORY

金沢発信☆山田元一

SHINGO KURONO

ゆっけ

machiko-machikado