実録!年末年始の着回しコーデ

きもの3着・帯3本+αで年末年始を着倒す!

年末年始はきものスタート&練習にうってつけ!

クリスマスパーティに忘年会、新年会など何かとイベントが多いこの季節。

実はきものスタートや練習にぴったりなんです。気楽な集まりやちょっとおしゃれして出掛けたいイベントには、ビギナーさんでもきもので行きやすく、しかもちょっとぐらい着付けがうまくいかなくても誰にも気兼ねすることはありません。

とはいえせっかくのお出掛けに毎回同じきものを着ていくのもなんだか退屈なので、普段~ちょっと特別な日、それに加えて気合いを入れる日の着回しコーディネートを実際の私の着こなしからご紹介します!

 

普段のおしゃれは着物3着・帯3本で着まわせる!

冬の間に私が特にヘビロテしているスタメンアイテムをご紹介します。

・黒地にレース模様のポリ着物

・鮮やかな青のウール着物

・紺地に青の幾何学模様の大島紬

・白レース×アイスキャンディー柄のリバーシブル半幅帯

・クリスマス柄の半幅帯

・レモンクリーム色の綿の名古屋帯

 

仕事もカフェで軽く人と会う時も忘年会も年末のご挨拶も、この6点があればぜーんぶコーディネートできちゃいます。

ポイントは素材と色柄を分けること。3着×3本で4通り以上のコーディネートができるように選べば、かなり広範囲に活用できます。

私の場合、仕事着~ちょっときちんとしたいくらいの気楽な場に着ていくことが多いのでカジュアルなコーディネートがしやすいうえに全ての組み合わせが可能なので9通りのコーディネートができる6点になっています。

色選びはコーディネートのしやすさとバリエーションの両方を叶える・合わせやすい色・自分らしい色・ビビッドカラーなどメリハリになる色 を選ぶのがおすすめです!

 

実際のきものコーディネートをご紹介

1.黒地にレース模様のポリ着物×白レース×アイスキャンディー柄のリバーシブル半幅帯

一番よく着る組み合わせです。着物も帯も洗える素材なので仕事や買い出しなどの外出にとっても便利なんです。帯はリバーシブルで、白レースの面を出せば小物遊びが楽しく、アイスキャンディーの面を出せば一気にポップなコーディネートに。

 

2.鮮やかな青のウール着物×クリスマス柄の半幅帯

12月に最も活躍するのがこの帯。シーゾナル柄は帯に限らずひとつ持っていると一気にコーディネートが楽しくなります!

クリスマスというと赤や緑を選びがちですが、私は自分に一番似合う濃い青にこの帯を合わせることで盛り過ぎずシーズンいっぱいクリスマスコーデを楽しんでいます♪

クリスマスコーデといってもウールは着物のなかで最もカジュアルな素材。

パーティよりも軽めのイベントなどにおすすめです。実はウールもポリエステル同様に自宅でお手入れできるので気軽に着られます!

 

3.鮮やかな青のウール着物×レモンクリーム色の綿の名古屋帯

一番カジュアルなウールの着物でも、名古屋帯を合わせるときちんと感が出ます。ポイントは格が軽めの帯を選ぶこと。綿の他に紬、絹なら光沢のない染め帯などがいいと思います。

洋服でいうと普段づかいのワンピースといった感覚なので、カジュアルなレストランでの食事や美術展などにちょうどいいコーディネートです。

 

4.紺地に青の幾何学模様の大島紬×アイスキャンディー柄のリバーシブル半幅帯

大島紬は高級品とされて着こなしが難しいと言われることもありますが、本来は日常着として着られていたもの。私はカジュアルにもどんどん着る派です。

白レースなら半幅帯でもきれい目の印象になるので合わせやすく、写真のように洋装ミックスのコーディネートにも応用できます。カジュアルとはいえ少しだけきちんと見せたいときに。

 

5.紺地に青の幾何学模様の大島紬×レモンクリーム色の綿の名古屋帯

大島紬は洒落袋帯くらい格の高い帯でも合わせられるので、基本的には名古屋帯が似合います。このコーディネートはインナーにタートルネック、裾除けにプリーツスカートを使用して華やかに仕上げたパーティコーデ。パンプスやブーツを合わせて立食パーティなどにぴったりのコーディネートです!

 

特別な日のための+αコーデ

私のようにカジュアルなアイテムが中心の場合、特別な日のためのコーディネートをひと組用意しておくといざというときに安心です。私も元旦はセミフォーマル程度の礼装をします。

下の写真は2019年元旦のコーディネート。総絞りの小紋に銀彩の入った染め帯、外出時には吉祥模様を刺繍した黒羽織で祝賀の装いでした。元旦以外の着用シーンとしては会社の感謝会や年賀会などでしょうか。

訪問着など正装でなくても、華やかな小紋や付け下げを一式整えておくことをおすすめします。

 

私の記事は今回が今年最後の更新となります。たくさんの方にお読みいただきありがとうございました。

来年もどうぞ閲覧・応援よろしくお願いいたします!

 

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藤潤

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