まいど、藤潤です!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!!
皆様、新年の始まりはどのように過ごされましたでしょうか?
藤潤は毎年恒例、奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)への初詣からスタートでした。
大神神社
今は亡き祖父が出征前にお参りに行ったところ
無事に復員できたとのことでずっと大神神社にお参りしています。
大神神社は『古事記』や『日本書紀』にも記されている日本最古の神社です。
出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れた大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が、
三輪山に祀ることを望まれ鎮まられたそうです。
ちなみにこの大神神社、今年の干支のウサギとも深く関係があります。
大物主大神が出雲の大国主神と同一神であるということから、
大国主神が因幡の白兔(いなばのしろうさぎ)を助けたという有名な神話が有名ですね。
また例祭である「大神祭」を崇神(すじん)天皇が卯の日に始めて以来、
卯の日をご神縁の日とし、現在でも毎月「卯の日祭」が執り行われてもいます。
お守りもウサギ!
画像引用: 【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ) より
おみくじもウサギ!
画像引用: 【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ) より
ちなみに境内内には「なでうさぎ」もあり参拝客から愛でられていました!
昔はよくなでましたが、最近は初詣時はものすごい列が出来ているので今年も断念。。。
オフィシャル画像が見当たらなかったので気になる方は探してみてくださいね。
旧年のお礼と新年のあいさつをするのはやっぱり気持ちのいいものですね!
さて21世紀も23年目となりました。
藤潤は1977年生まれですから
もうすぐ20世紀より21世紀の方が人生でも長くなります。
そして藤潤が実家に戻ったのが2002年の年末ですから
丸々20年が過ぎたことになります。
藤潤の職人人生を振り返ってさらに今後を考えてみようと思います。
改めて「藤岡組紐店の仕事」とは
この20年は、本当に長かったようなあっという間だったような。。。
職人の仕事の基本はもちろん「ものづくり」なわけですが
「もの」をつくるだけが仕事ではありません。
曽祖父が創業しておりますので、藤潤で四代目となるわけですが
弊店は作ったものは基本的に問屋さんに卸すことを生業としておりました。
それが少しずつ変わりだしたのが両親の代から。
問屋さんに卸すのではなく、一般のお客さまへと販売を始めたのですね。
それは確か藤潤が高校の時のこと。
当時は家業にさほど興味があるでもなかったので
母がどこかに仕事に行くくらいにしかおもっていなかったのでした。
ちなみにそれは大阪の近鉄百貨店上本町店の「職人の技」展。
今でこそ日本中で開催されているいわゆる「職人展」ですが
髙島屋以外で開催されたのはこの上本町近鉄が初めてだそう。
大きな店舗ではありませんが、当時はものすごい賑わいだったそうで
最終日の閉場時刻になっても、来客の勢いは引くことがなく延長されたのだとか。
問屋さんに卸すというのは問屋さんの要望を形にして
それを作って卸すのが仕事ですが
一般のお客さまへの販売となると
自社で考えた製品を作成し売らねばなりません。
藤潤が実家に帰り家業を手伝いだしたころには
ある程度の形はすでに出来上がっていたと思うのですが
やはり自分たちの思う「良いもの」が
お客さまがたの思う「良いもの」かというと
決してそういうわけでもありません。
おそらくお客さまと面と向かって接することで得られる情報が大きかったと思います。
問屋さんとの仕事だと実際に使う人の声というのはこちらには届きえないことだからです。
この「お客さまから得られる情報」というのは本当に重要。
これがなくなると、いや、これがあるからこそ藤岡組紐店は「藤岡組紐店たりえている」のかもしれません。
3年前からのコロナ禍で主な出展先でもある百貨店催事が少なくなったり
百貨店が閉店してしまったり。
逆風はいまだに弱まっているとは言えませんが、
お客さまの顔を直接見て、販売することは機会が減ろうとやめることはないと思います。
といいながら、新年早々病の床に臥せってしまいました。。。
続きは「藤潤の2023年の巻【下】」にて。
みなさま、どうぞ体調崩されませんようお気を付けくださいませ。
それではこのあたりでドロンします。。。
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【今後の予定】※状況により変更となる場合があります
2023年
2月11日〜19日 神戸元町丸太や(潤全)
3月23日〜27日 石田節子呉服店(潤全)
4月15日・16日 大大阪キモノめ~かんえぽっく(潤全)
5月26日~28日 きもの円居(恵子)
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