明けましておめでとうございます!
昨年はブログをお読みくださりありがとうございました。今年も楽しい記事をたくさん発信していきますのでよろしくお願いいたします!
皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?
私はもちろんきもので過ごしました。
前回の「実録!年末年始の着回しコーデ」でのなかで、元旦などは+αの特別なきものを着る、と書きました。今日は実際にお正月のきものコーデとその解説、またきものでどんなお正月を過ごしたのかをご紹介します。
元旦は付け下げで、セミフォーマルな装い
今年の元旦は、セミフォーマルにあたる付け下げを選びました。
渋めの臙脂色に鮮やかなオレンジで描かれた蘭と水仙が目を引く一着です。付け下げは洋服でいうとツーピースや綺麗目のスーツという感覚。クリスチャンの私は元旦は初詣ではなく教会に行くので、洋服の人が多いなかでも浮かないように振袖や訪問着などの盛装ではなく付け下げを選びました。
かわいい雰囲気よりもクールなテイストが好きなので、濃い臙脂は落ち着く色。その代わり、帯は淡いピンクにつぶつぶした相良刺繍の洒落袋帯で甘さをプラス。たまの礼装はやはり背筋が伸びる気持ちです。
ヘアも久し振りに和装風のアップスタイルに。
肩につくかつかないかの長さのボブなので、高い位置でのアップはまだ無理ですが、低めなら工夫次第でできます!髪を襟足、耳の高さ、トップの3つに分けて下の二段をそれぞれゴムで括った上に盛り髪用のヘアベースを置き、トップの髪をかぶせてなじませます。毛先をシリコンゴムでまとめて中に入れこめばOK。表面を写真の100倍なめらかに仕上げられるようになりたい…!
新年会へは洗える着物で
2日は新年会の予定があったので、汚れを気にせず楽しめるようにポリエステルの洗える着物で。気の置けないメンバーだったのでフォーマル感は気にせず、裾からプリーツスカートをチラ見せした渾身の洋装MIX。半幅帯とベレー帽も赤で合わせてお正月感を出してみました。
新年会の後は初詣に向かう友人たちについて八坂神社へ。夜の10時頃だったのですが、お詣りに訪れる人は少なくなく出店も賑わっていました。お詣りをしない私は出店で特大の唐揚げをぱくり。
きものの防寒は抜かりなく
ところでこのところSNSのきもの愛好家たちの間で防寒の話題がホットなようです。
上の唐揚げの写真を見ていただくと肘ちかくまで腕がむき出しになっていたり、ちょっと見には寒そうに見えるかもしれません。が、写真を撮るとき以外は厚手のコートを着ていますし、中に温感の肌着や腹巻きを着たりレギンスを穿いたりと防寒は抜かりなくしています。きものを着馴れていても、防寒なしでは寒いです!
レンタル店や美容室で着付けしてもらうときでも肌着やレギンスは着ておきたい旨伝えれば全く問題ありませんので、これから着物を着る予定がある方は無理せず防寒してくださいね。
きもの好きの方にとっても、今年きものデビューを目指している方にとっても、素晴らしいきものイヤーになりますように!