デイリーポータルZを読みながら、次回のテーマを決めたのだ #72

12月になりました。これを書くのも今年もあと2回。

先に言っておきますが、今回は記事に関連した写真が無いので、今日のテルミン大学前のいちょう並木を。

毎年冬になると、ちょっと可哀想なまでに枝という枝を切り落とされ、季節感満載の銀杏並木は、この日を境に、寒空に延々と続く裸の枝となり、視覚的に一気に冬到来。そのかわり、通り沿いの商店の人やマンションの管理人さんを膨大な落ち葉掃除から解放するXデー。その瞬間をとらえた写真がこちらです!高所作業車の手前と奥を比較すると・・・ね? 冬ですね~。

さて、今年の終わりに何を書こうか・・・

書くことに迷ったとき、ちょっと力が入りすぎてしまって題材が見つからなくなっているんじゃないかと思ったとき、読みたくなるサイトがあるのです。あと、燃え尽きてしまってやる気が出ないときなんかにも有効(?)です。そのサイトの名は、デイリーポータルZ

危険な沼

あくまで個人の感想です。すばらしいサイトです。ただし、メール、word、exelなどのPC作業の合間にうっかり誘惑に負け、ちょっとのつもりで読み始めてしまうと危険なことこの上なし。

ひとたびサイトを訪れると、たくさんのライターさんが書いた、たくさんのおもしろい記事があって、1つ1つは短かくてサクっと読めるのに、読み終わったときに気になる見出しがたくさん踊っている。その連鎖は無限に続き、あっという間に時間が経って、浦島太郎のような気持ちで仕事に戻ることになります。

トップページにあるロゴマーク、「デイリーポータルZ」の横には、小さくこう書かれています。

こういうニュースだけ見ていたい

はい!同感です!

そして、デイリーポータルZとは?と書かれたページには、こうあります。

愉快な気分になりますが、役にたつことはありません

・・・・なるほど。そうありたいものですね。

いつもこのBREWの連載には、がんばった仕事の成果などを書いてしまいがちです。

何か、自分をよく見せようとしすぎてはいないだろうか?
今日はがんばれなかったことを素直に告白してみようという気持ちになってきました。たまには趣向を変えて!

現実逃避?

何かヒントを探すために読み始めたはずが、以前にも読んだ好きな記事をもう1回読んでしまったりしている自分がいる。こうなってくるともう現実逃避ですよね?

ちなみに、再読してしまった好きな記事は、チョコモナカジャンボとのコラボ記事や、季節柄おすすめな、「ヤンキー年賀状になって実家に届く」とか、高速道路でよく見るきぬた歯科の看板が気になりすぎてインタビューしたというもの。

きぬた歯科、気にはなってはいたけれど、そこからもう1歩踏み込むことこそがクリエイティビティですよね!ということを再確認させられます。

余談ですが、以前毎日聴いていたラジオ番組の中の週1のコーナー「伊集院光とらじおとこども電話相談室と」のスポンサーがなくなって、コーナー存続のためにスポンサーを募集していると、オープニングのトークで話していたのです。

深夜ラジオで好き放題しゃべる伊集院さんが、別なチューニングをした感じで、こどもと丁寧に話すのが何とも良くて、毎週楽しみでした。

大好きなこのコーナーの存続のため、そして大好きな伊集院さんにスポンサーとして紹介してもらえるならと、自分としては清水の舞台から飛び降りるくらいの金額を書いて、1回分の制作費にもならないかもしれないけど、このくらい出します!と立候補のメールを番組宛に送ってみたのです。数日間ドキドキしながらメールをチェックしましたが、返信はありませんでした。

まあそうですよね。記念受験ってきっとこんな気持ち?知らんけど。と思っているところに、その翌週の放送で朗報を聴くことになります。

スポンサーが現れた!と。なんとそれがきぬた歯科だったのです。ありがとうございます!!

以降の放送は、きぬた院長のお顔(と、あの看板)を思い浮かべながら、心の中で西八王子方面に手を合わせながら聴きました。さらに言えば、将来インプラントにすることがあれば、きぬた歯科に行って直接御礼が言えるチャンス!と、治療を必要とする自らの歯さえも前向きに捉えることもできるのかもしれません。

おっと、だいぶ脱線しましたが、今年最後の1回は、

なにか1つのことを、いつもよりもう1歩堀り下げる

をお題にして書いてみることに決定しました。そういえばありました、気になっていたこと!

衝動的にすぐやりたいほど気になっていないから、いつまでも後回しになってしまうこと。そんなことがちょうどいいんじゃないかしら?1年の終わりに。

雑誌やカフェでしか見ないような非日常的な料理も、厨房で人が作っている。ならば何度でも練習して習得するのみ!そう思ってやっていないものがいくつもあったけれど・・・ついに着手し、1歩掘り下げる時が来た!

次回の記事は「ポーチドエッグを作った」にすることをここに宣言して結びの言葉とします!

※先日、「これ初めて見るかも!」と思ってなんとなく撮った花。本文とは関係ありません。

 

 

□ ANOTHER STORY

鉛筆彫刻人シロイ

鉛筆彫刻人シロイ

SHINGO KURONO

秩父の道の駅で買った栗

さなえごはん