下館祇園祭にやってきました!
一両ののどかな電車に揺られて、茨城県・下館にはじめて降り立ちました~!
そう。この日はお祭り!
「下館祇園祭」にやってきました。
下館祇園祭は下館羽黒神社の祭礼で、7月の下旬に4日間に渡り開催されます。
いやぁ~、
何といっても、
神輿と神輿を担ぐ男性がかっこいい!!
私の地元は山車の文化のため、神輿を担いだことは一回もありません。
神輿というと夏のお祭りのイメージがあり、男らしいお祭りには神輿!という印象があります。
いつか担いでみたいなーと思いつつも神聖なものなのでとてもじゃないけど気軽には口にできませんよね。
下館祇園祭のかけ声「どっこい」で神社へ
このお祭りでは羽黒神社の神様がこの神輿に宿り、町内を回っていき人々の穢れなどを清めていきます。
そして「どっこい」という掛け声と歌でみんな一体になり、神社へ宮入をしていきます。
神輿の数もとても多く、32の神輿と山車が町中を練り歩くため、お祭り会場どこにいても神輿に出会えます。
中には日本酒の菰樽が神輿になっており、担がれているものもありました。
子どもたちもたくさん参加し、とっても可愛らしものも。
幼いころから祭りに参加するってとっても大事なことです。
「自分も祭りの主役」になることでアイデンティティに日本の文化が刻まれ、文化の担い手になっていってくれるものだと思います。
そしてもっと大きな神輿を担ぐ父の姿をみて、父に対して憧れの気持ちをもつものなのではないかと。
下館祇園祭では本当にたくさんの子どもが参加しており、本当に素晴らしい祭りだと思いました。
下館祇園まつりの「平成神輿」は、重さ2トンも
そして何よりもこのお祭りの見ものは「平成神輿」という重さ2トンの神輿。
大人の男性何十人(何百人?)で担いでいても皆さんの表情はとても辛そう・・・
みると肩には大きな担ぎコブが。
この担ぎコブは男の勲章とは言いますが4日間にもわたり神輿を担ぎ続けるとびっくりするくらい大きなコブができるものですね。
でもそれでも担ぎ続けるのが祭り男!
祭りに参加している男性は無条件にかっこよくみえます。笑
威勢よく声をあげ、街のプライドと伝統を守り続けようとする姿がかっこよくうつります。
クライマックスは「川渡御」
そしてこのお祭りのクライマックスは川渡御。
なんと神輿を川へ投げ込みます。
最後に宮入する神輿を川で清めるという意味があるそうです。
この様子も圧巻でした。
高く水しぶきをあげ、水に包まれている神輿。
なかなか見る事のない風景にただただ驚きました。
下館祇園祭に行くなら夜の宮入だけではなく、朝も見ものです。
川渡御のが終わり、最後は羽黒神社へ
川渡御が終わったら、再び羽黒神社へ。
そこで最後の宮入をし、祭りが終了します。
その宮入の際には本殿の周りを神輿が三周します。
三周する由来は明らかにはなっていないのですが、茅の輪くぐりも三周ですし「3」に何か意味がありそうですよね。
お祭りに参加でき、私も清められた気がします!
天まで届くようなエネルギーにあふれていて、お祭りに参加するだけで元気になりました。