映画『ファースト・マン』とテルミン #23

ストーリーに寄り添うテルミン

マチコです。皆さんお元気ですか?

家で過ごす時間が増えて、映画を去年よりたくさん見ています。

まだ見ていなかった不朽の名作から、最新のもの、あとは、人に勧められたらなるべく見ています。

映画って本当にいいですね!

それでは、今回は映画音楽におけるテルミンのお話をしたいと思います。

 

『ファーストマン』

『ラ・ラ・ランド』の監督デイミアン・チャゼルと、主演のライアン・ゴズリングと再び同じコンビで製作した『ファースト・マン』という映画。

人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングを描いた伝記映画です。

 

作曲家のジャスティン・ハーウィッツが、映画のために書き下ろしたテーマ曲にテルミンが使われています。

このニュースを聞いて、公開前からテルミン大学がざわついたことは言うまでもありません。笑

もちろんサントラを買いました!

このテーマ曲をレッスンで演奏する生徒さんも何人かいました。

宇宙を連想させる音でもあり、人の声のようでもあり、孤独や悲しみを表すテーマ曲にテルミンを選び、ジャスティン・ハーウィッツ氏が自ら演奏されています。ハラショー!!

こちらで、その様子を少し見ることが出来ます。

 

 

「月」のラプソディー

映画本編の中で、ニール・アームストロングが愛聴していた音楽として描かれているのが、テルミン奏者ドクター・サミュエル・J・ホフマンの「ルナ・ラプソディー」。

ゴズリングが役作りの過程で、アームストロングの愛聴曲だったことを突き止めたことで脚本に組み入れられたんですって。

これが本当に美しいのです!

ああ、今日はいい夢が見られそう!

 

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