梅雨に食べたい、ピリ辛冷やし担々そうめん

梅雨の時期になると、まずは梅肉を使った料理を食べたくなる。
さっぱりした酸味を欲しているのだろうと思っていたのだけれど、つい先日気づいてしまったのだよね。
多分「梅雨」の「梅」の字に引っ張られてるんだわ、私。

もちろん気候的に酸味を求めているのは、おそらくそうなんだけども。単純すぎないか&気づくの遅すぎないか。自分にびっくり。

そんな梅味の次に、字面関係なく食べたくなってくるのが、冷たいものや辛いもの。

この流れで梅肉料理じゃないものを紹介する強引さですが、混ぜるだけで担々麺ぽさを十分に楽しめる「担々たれ」のレシピができたので、お届けさせていただきます。

 

■冷やし担々そうめん

・材料(1人分)
そうめん 1束(50g)

【たれ】
白練り胡麻 20g
味噌 10g
砂糖 小さじ2(6g)
醤油 小さじ2弱(10g)
豆乳 大さじ2(30g)

ラー油 適量

【具】*お好みのものでOK
(今回は)
きゅうり 1/3本
豚小間肉 50g
ゆで卵 1/2個
ドライナッツ 適量

酒 適量(40mlくらい)

 

◀Let’s cook!

①たれを作る。
ボウルに練り胡麻、味噌、砂糖、醤油を入れ、なめらかになるように混ぜる。
豆乳を加えて、再びなめらかになるまで混ぜる。

②好みの具を用意する。
野菜なら、せん切りしたきゅうりやレタス、大葉、みょうがなど。
肉類は、薄切りを用意し、そうめんを茹でた湯で火を通す。(④で説明します)
ナッツがあると、食感の変化が加わります。

③鍋に湯を沸かし、そうめんを表記通りの時間茹でる。
鍋に湯を残すように、そうめんをざるに取り出す。流水で冷やしながらもみ洗いして、ぬめりを取る。

④残った鍋の湯を沸かして酒を入れ、再沸騰したら火を止めて肉を入れる。火が通ったら取り出して、そのまま粗熱を取る。

⑤器にそうめんを盛ってたれをかけ、具を盛りつける。
ラー油を回しかけて、よく混ぜていただく。
(ラー油は、昨年の6月に紹介した酸辣湯にゅうめんの記事でもおすすめした、S&Bの「四川風辣油」。引き続き激推し中。)

 

濃厚さもありつつ、ベースを豆乳にしたので、するりと食べやすい仕上がり。

担々麺なら本来肉味噌を作ってのせるところなのですが、たれがちゃんと担々麺ぽくなっていればよかろう、と省いてしまいました。

今回は、そうめんの茹で汁を使って肉に火を通すひと手間を掛けたけど、ツナや鯖の缶詰、茹で海老など、のせるだけのものにしてもよいと思います。
蒸し暑かったりじめじめする中、火を使うのはそうめんを茹でるだけでも十分えらいでしょ。

この「担々たれ」は、豚しゃぶや茹で鶏、焼き茄子、冷ややっこ、魚のカルパッチョなど、いろいろな料理に使える懐深いものなので、これからの暑い時期に活躍してくれるはず。

どうぞ、お好みにアレンジして楽しんでみてください。

 

 

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