Tomoaki Murano

村野 友明 / Tomoaki Murano インテリアアドバイザー / 1979年千葉県生まれ。専修大学商学部卒業後、個人投資向け営業会社に入社。大塚家具へ転職し個人、法人のインテリア提案、家具設計業務に付帯。その後デザイン注文住宅設計事務所フリーダムアーキテクツデザインに入社。不動産及びファイナンスのコンサルタントとして従事した後、オンラインでのインテリア相談・コーディネートサービス「HelloInterior」を共同創業。富裕層・著名人顧客を多数持ち、オンライン・オフライン合わせて3,500件を超えるインテリア相談・コーディネートを対応。Instagramを中心にインテリアにまつわる情報を発信している。ミッションは「インテリア業界をアップデートする」。インテリア、建築、サーフィン、ゴルフ、音楽をこよなく愛する。バンタンデザイン研究所空間デザイン科卒業。

インテリア撮影を楽しもう!〜簡単レベルアップのコツ③〜

みなさん、こんにちは!村野です。

さてさて!

前回は三分割構図のお話しをしました。

さて今回は「構図」について、より深掘りしていきます。
簡単に意識できる4つのパターンを教えちゃいます!これで一気に写真クオリティ上がっちゃうから!!

①黄金比分割構図

インテリアの話の時にも出てきた「黄金比」。

美しい比率を考える時には必ずと言っていい程出てくるこの比率。1:1.618の比率ですね。

イメージはこんな感じかな?

こちらの写真を分割してみます!

ソファを軸に分割したイメージで撮影している

(少し強引にも見えますが・・・)

黄金比を使って写真を分割したイメージです。お部屋のメインとなるソファを1としてその右側を1.618の比率で分割。きれいな構図になるでしょ?

②白銀比

縦横の比率が1:√2=1:1.414の「白銀比」。

日本では古くから大工の間で「神の比率」とされ、法隆寺の五重塔や伊勢神宮などの建築物の中に多く取り入れられていて「大和比」とも呼ばれています!

イメージはこんな感じ!

こちらの写真を分割してみます!

窓枠で空間を大和比で分割している

白銀比を使って写真を分割したイメージです。印象的な窓を1.414としてその右側を1比率で分割。

③対角線

最後は一番シンプルで使いやすい「対角線」。

シンプルながら、時にはダイナミックな構図にも使える汎用性の高い構図です!

イメージはこんな感じ!

こちらの写真を分割してみます!

写真の中心から対角線を引くイメージ

シンプルだけど整った構図です!僕はiPhoneの0.5倍で引いたアングルで撮ることが多いです!

この撮り方なら今日からでもすぐに良い感じに写真が撮れそうでしょ?

 

他にも色んな構図がありますが、まずはご紹介した構図を意識して何枚も写真を撮ってみてください!

「たくさん撮って慣れてみるのが、一番上達する!」

とプロのカメラマンの方から。

ぜひ参考にしてみてくださいね!