背景 新緑の候 Sサイズだと小さく、Lサイズだと大きいときは、Mサイズを選ばれることとお慶び申し上げます。
さて、緑鮮やかなこの季節、森林浴に行かれる方もいらっしゃると思いますが、この『森』という漢字は『木』という漢字が3つ集まって構成されているわけですが、このように同じ字を上に一つ、下に二つの形で三つ重ねた漢字を『品字様(ひんじよう)』と呼ぶのをご存知でしょうか?
品字様にまつわるエトセトラ
では、いくつかその例を見ていきましょう。
まずはこちら
『刀』が三つのこの漢字の読み方は簡単、「ロロノア・ゾロ」でしょう。
ONE PIECE に登場する三刀流の剣士でお馴染みですもんね。
…と思ったら、音読みでは、「リ・ レイ・ライ」、訓読みでは「さく・しゅう」と読み『州』という漢字の異体字とも言われています。
とまぁ、特に覚えなくても良さそうですね(笑)。
続いてはこちら
羊が三匹集まると…
なんと「なまぐさい」と読むそうです。
それって、二匹までは臭くなかったのに、三匹になった途端臭くなったということでしょうか?
そう考えると、よく眠れないときに羊を数えるというメソッドがありますが、三匹以降は鼻栓なしでは眠れなそうでんね。
続いてはこちら
『心』が三つ集まったこの漢字、訓読みでは「うたがう」と読みます。
こんなに心を込めてるのに疑われるなんて…と悲しくなりますよね。
壊れるほど愛しても1/3も伝わらない SHAM SHADEの歌詞を思い出しちゃいました。
※何の話をしているの?と思った方は、ぜひYoutubeで『1/3の純情な感情』を検索🔎
さて、続いてはこちら。
『直』が三つ集まったこの漢字の訓読みは「まっすぐ」らしく、 直立してそびえ立つ様をいうらしいです。
たしかに、土台もしっかりしていて堅牢な佇まいですよね。
あれ?
ちょっと待ってください。
この設置面を見る限り、相当重心のバランスが良くないと、まっすぐに立たなそうじゃないですか?
僕が思うに、こうなると思うんです。
しかも、僕調べによるとこの漢字は少なくとも100年以上前には存在しています。
ということは、昭和56(1981年)に改善された「耐震基準」を満たしていない可能性があります。
つまり震度5以上の地震が起きたときは、こうなる可能性もあるわけです。
ただ、着目すべき点はここだけではありません。
むしろ盲点でした。
そもそも浮いとるやないかい!!
と、関東出身の筆者から思わずエセ関西弁が出てしまいました。
この浮遊は、リニアモーターカーのように磁力によるものなのか、天空の城ラピュタのように飛行石によるものなのか…。
その謎を考えると夜も眠れなくなるので、鼻栓をしながら羊を数えようと思います。
ということで、今回で打ち切りにならなかったら、また次回お会いしましょう!