こんにちは。
発酵文化研究所です。
今年は久しぶりに花見を楽しむ予定です。
ついつい花より団子になりがちな私。
今年は手軽に華やかさを演出できる「ちらし寿司」
実は「ちらし寿司」って色々あるのご存知ですか?
私が高知県で出会った、
野菜で作る田舎寿司もご紹介していますので、
最後まで、お読みいただけますと幸いです。
以前にご紹介させていただきました「酢」の話。
色々ある酢の違いや期待できる効果などはこちらをご覧ください。
①実は色々ある「ちらし寿司」
私は関西で生まれ育ち、
「ちらし寿司」というと、
酢飯に甘辛く炊いた椎茸や人参、高野豆腐などを混ぜ、
その上に錦糸卵や茹でた海老などを散らしたものでした。
各家庭によっては、ちらし寿司ではなく、
「ばら寿司」や「混ぜ寿司」と呼ぶご家庭もあり、
幼少期、理解できるまでは混乱した記憶があります。
ですが、関西を出ることが多くなり、
シンプルな酢飯の上に具材を乗せた「ちらし寿司」に遭遇。
「これが、ちらし寿司?海鮮丼ではないの?」
と、混乱した記憶があります。
こうした方への対応でしょうか。
「海鮮ちらし」と表記されているところもありました。
そして、同じように見えても、
酢飯ではなく、ご飯に海鮮を乗せたものを、
「海鮮丼」と呼ぶことが多いことにも気付きました。
とはいえ、そこはメニュー名で判断せずに確認が必要です。
なぜなら、
私は温かいご飯に海鮮を乗せるのが苦手。
ステキな海鮮丼に出会ったとしても、
「ご飯は酢飯ですか?」と必ず確認しています。
そして、酢飯でなければ泣く泣く断念することに。
小さな私のこだわりです(*^-^*)
②高知県で出会った感動「田舎寿司」
寿司好きの私。
高知県を訪れた時の楽しみの一つが「田舎寿司」でした。
(土佐寿司ともよばれているようです)
握り寿司というと魚介のイメージが強いですが、
高知県の田舎寿司は野菜の握り寿司です。
地域や季節によって食材は違うようですが、
私が大好きなのは、
1、四方竹
2、こんにゃく
3、りゅうきゅう(残念ながら写真にはありません)
もちろん、茗荷や椎茸も好きですが、
この3つは食感も楽しく、
見付けたら必ずいただくことにしています。
もう一つの特徴としては、
すし酢には柚子果汁をたっぷりと使うこと。
爽やかな柚子の香りと優しい酸味と、
それぞれ異なる食感と風味の山の幸との融合は、
ぜひ、お試しいただきたい逸品です。
③ステキな洋風ちらし寿司
バルサミコ酢やワインビネガーなど冷蔵庫に眠っていませんか?
買ったはいいけど使い切れない!
という声をいただくことが多いのですが、
そんな時は、洋風ちらし寿司にして楽しむのもおすすめです。
いつもの酢飯とは違う香りを楽しめますし、
生ハムやスモークサーモンに
ハーブとチーズ、食用花を添えたりすることで、
より一層、華やかなちらし寿司を手軽に用意することができます。
パーティなどでは、
グラスや透明のカップに入れるのもおすすめ。
蓋つきのものを選べば、春風が吹く中でも安心です。
今年は少し開花が遅くなっているようですが、
全国各地でステキなお花見を楽しんでいただけますように(*^-^*)