柳父 豊/Yutaka Yanabu

家具・インテリア『Rigna(リグナ)』代表取締役社長(東証一部 綿半グループ) 1989年大阪府生まれ。2013年立命館大学の建築学科卒業後に東証一部の大手照明メーカーに入社。その後不動産ベンチャーに転職で上京。4年の勤務のうち後半2年は副業起業。当時26歳の時に“紳士の社交場”をコンセプトとした移動式ミュージックバーを共同代表として起業する。2018年経営者としての成長を求めてベンチャーへ転職(事業の共同代表も退任)。社長室室長として経営に携わる。2019年8月にリグナ株式会社へ社長室室長としてジョイン。2020年2月に取締役社長に就任。10月に東証一部の綿半ホールディングスへM&Aでグループ入り。代表取締役社長に就任。

良い出会いを得る方法。

日本人の心”桜”。

実際に咲き誇る時間は長くはないですが、日本人にとっては自国の代表的な花という意識は強く、日本に春が来たと一番感じさせてくれる象徴です。

生けた桜も美しい

入学、卒業、入社、退社、転職、定年。春には多くの出会いと別れがあります。出会い続けることはなく、別れも必ず伴います。

たった一度の短いのか長いのかわからないこの人生、出会える人は限られています。いくらSNSが発達して出会いというもののハードルが下がっても、それでも出会いには限りがあります。

出会った時点で一期一会。僕はいつもそう思っています。ご縁あって出会った中で生涯の友が出来たり、愛する人が出来るのは本当に奇跡のようなものだと思っています。

なので僕は出会いに関してはかなり積極的です。いつも面白い人と出会いたいと思っています。自分の趣味趣向が判断基準なので自分が何を面白いと思っているか理解しておくことはとても重要です。

時間は有限ですから単に出会いがあればいいわけではなく、やっぱり自分が興味を持てる人と出会わないと意味がないですよね?

良い出会いを増やすには「コミュニティ」「ヒト」が重要です。

オフ会やサークルなどがわかりやすいですが、ある共通の”好き”に対して集まるコミュニティでは良い出会いが生まれやすいと思います。僕でという”Labo”と呼ばれていた渋谷にあるアパレルのPR事務所が出会いの場でした。

そこは僕の兄貴分の事務所で、アパレル、モデル、カメラマン、デザイナー、DJなど所謂”カルチャー”の世界にいる人たちが多く集まっていました。

兄貴を中心に多くのカルチャー側の人が集まっていた

僕もそこに本当に良く遊びに行って多くの友人が出来ました。そして多くの年上の友人が出来て、その方々から本当に沢山のことを学びました。

あそこはカルチャーが好きなヒトや情報が集まる貴重な社交場でした。僕の「ZIP CODE Tokyo」もテイストは違えど、あんなコミュニティになる社交場を目指して日々頑張ります!僕が始めたZIP CODE Tokyoに関してはこちらのブログをご覧ください!→https://brew-by.com/5831

ZIP CODE Tokyoも社交場となるコミュニティを目指す

もう一つは「ヒト」です。これも実体験ですが、最近僕がお世話になっている方を思い浮かべた時に、その方々の多くはある特定の方がご紹介してくださった人たちです。

ある特定の人は「兄貴分」と僕が呼ぶ人で、「顔が広い」と周りから言われる方である傾向にあります。

昔からそうですが、人のパイプ役になる人と僕は距離が近かったことで多くの良い出会いがあったように自覚しています。

本当に微力ですが、最近は僕も自分がパイプ役となれるように普段から心がけております。自分もそうやって人を繋いでもらって人生を豊かにしてきたので、僕自身も少しでもまわりの友人や新しく出会った人のお役立ちが出来ればと思っています。

桜を見るたびに人のご縁の大切さと、自分がどれだけ周りの方のおかげで楽しく生きられているかを感じることが出来ます。

久しく会っていない方を思い出すのもこんな桜の季節です。