こんにちは、杉本です。緊急事態宣言も解除されて1ヶ月ほど経ちましたが、皆さまはいかがおすごしでしょうか?
私はというと、本業の勤務先は原則リモートワークのままで、出社することもお客様先訪問することもなく、全てチャット・メール・電話・オンライン会議で仕事する毎日です。基本的に対面での会食も飲み会もなくなり、プライベートで地元に買い物にいくくらいしか外に出ることがなくなりました。
私は個人でも副業(スタートアップ企業や個人への社外メンター)をしているのですが、こちらも問題がないのでオンラインでやっていました。むしろオンラインだとお互いに移動の手間が省けてちょうど良かったのです。今後もリアルで会うことは一回もないかもしれない・・とすら思っていました。
■県をまたぐ移動制限が解除されて
そんな折、6月19日に都道府県での移動制限が解除されると発表されました。
移動制限を破ったからといって罰せられるわけではないでしょうが、出張してまで相手に会いにいくことが憚られる空気感はかなり強かったと思います。この移動制限がなくなることでこの空気感が少し変わったように感じました。だからといって、無理に出張すればいいわけではないのですが。
移動制限解除の翌日、大阪に住んでいる副業のお客様とはオンラインミーティングする予定でしたが、ふとお客様からチャットで「もう東京からは移動制限もなくなったんでしょ?本場のたこ焼きでも食べにきます?交通費出しますから(笑)」と半分冗談のような申し出をいただきました。厳禁なもので、私は「え?ほんとですか?じゃあたこ焼き食べに行きます。」と即答して、午後には新幹線に乗って新大阪に向かいました。
■初対面だけど大盛りあがり
他愛もないチャットから始まりましたが、新幹線移動して翌日、お客様から「ほんまに来よった!!」と大喝采で迎えられました。大阪に移動したのも久しぶりなら、対面で家族以外に会うのもほぼなかったのですよね。ちなみに、このお客様はWeb制作の会社を経営なさっていて、やはりずっとオンライン会議ばかりの状況だったようです。対面で会うのはかなり久しぶりだと言って、お客様は満面の笑みで迎えてくれました。(その後はもちろんお互いにマスクをしてソーシャルディスタンスを保ちつつミーティングしました。たこ焼き食べながら)
しかし、不思議な感覚ですね。ただ人と会うだけなのに、なぜこんなに盛り上がれて、こんなに嬉しいのか。そして異郷の街の空気感を感じることがこんなにも楽しいとは。
コロナ禍は本当にやっかいではありますが、人と会う喜びや、街の空気を感じる喜びをあためて再認識させてくれたので、この気持ちは大事に持っていようと思います。