こんにちは、名久井咲です。
今回は、日産自動車の期間限定のブランド発信拠点として8月から10月23日までの期間限定でオープンしている「ニッサン パビリオン」にいってきました。
ここで体験できるインタラクティブコンテンツについて、お話をしていきたいと思います。
「ニッサン パビリオン」とは?
「ニッサン パビリオン」とは日産が描く未来のモビリティ社会をインタラクティブに体験できる、体験型エンターティンメント施設です。
パビリオン内には新型クロスオーバーEV、アリアも展示されていました。
日産自動車グローバル本社近隣の元横浜マリノスの練習グラウンド、マリノスタウンの跡地に作られています。
それぞれのコンセプト、
「未来を、遊ぶ。THE THEATER」
「未来を、見る。THE LIFE」
「未来を、歩く。THE CITY」
「未来を、味わう。NISSAN CHAYA CAFE」に合わせたエリアがありました。
「ニッサン パビリオン」で体験できるインタラクティブコンテンツ
「未来を、遊ぶ。THE THEATER」
幅32m×高さ6mの4K大型スクリーンにプロジェクターで映像が投影されています。
実車のアリアがシアター内に走行してきて、背面のスクリーンと床面の映像と一体し、まるで停車しているのに走っているかのような臨場感を演出していました。
センターの予約席のみにはなりますが、大画面ならではの迫力のある映像と、SONYのハプティクス技術(触覚提示技術)によって振動する床が映像に連動し、フォーミュラEに実際に乗って運転しているかのような体験が可能です。
もう一つの体験型コンテンツは、見えないものを可視化する日産の新技術「I2V」を使ってテニスボールがどこに来るのかを予測し、打ち返すポイントを事前に表示すして、予約参加者がテニスのラリーをするというコンテンツでした。
「未来を、見る。THE LIFE」
こちらはショートムービーとフォトスポットのようなインスタレーション。
いくつかパターンかあるようで、私が見たのは実写のコンテンツでした。
自動運転が叶える未来を描いた、カップルのショートムービーでした。
「未来を、歩く。THE CITY」
こちらは二部屋に分かれていて、1つ目はセンシング技術を表現した赤いレーザーでいっぱいの部屋でした。
上から照射されるレーザーは、近づくと避けていきました。
二部屋目は車と人、電力や情報などをシェアする社会をイメージした光が伝達するようなインタラクティブ作品でした。
「未来を、味わう。NISSAN CHAYA CAFE」
今回はカフェには入らなかったのですが、料理を無人の台車が運んできてくれたり、カウンターに置くだけで携帯電話が充電できるワイヤレス充電ができたり、料理のお皿のICチップに反応し、エネルギー情報をアニメーションでカウンターの上に映像が流れる「インタラクティブテーブル」があるようです。
車単体のかっこよさと、映像のダイナミックさが融合
車単体のかっこよさと、映像のダイナミックさを融合させたコンテンツは、伝わりやすさや興味を引き、良かったなと思います。
ここまでふんだんにプロジェクターなどの機材を導入し、コンテンツも作り込んでいる施設はなかなかありません。期間限定なのがもったいないショールームだと思いました。
私が実家で乗っている車も日産のもので車は好きなのですが、この施設は車に興味がある方もない方でも楽しめる施設だと思いました。
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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するフリーランスデザイナー。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作。
ウサギやネコのほんわかとしたキャラクターのLINEタンプやグッズも販売。
プロジェクションマッピング : www.nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://store.line.me/stickershop/author/1662
オリジナルグッズ: https://sakinakui.fanbox.cc/shop
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