名久井 咲

1988年生まれ。東京を中心に活動する自営業のアートディレクター。 主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、web制作、映像制作による広告デザイン。オリジナルキャラクター「さくらいろのうさぎ」を始めとしたLINEタンプも販売中。  ◆ HP:https://nakuisaki.info 

2020年を振り返って

こんにちは、名久井咲です。
2020年は、皆さんどんな年でしたか?
予想外の新型コロナウィルスの影響で、とても大変な年でしたね。。。

イベントのニューノーマル

私自身も、新型コロナウィルスの影響でプロジェクションマッピングなどのイベントの仕事はここぞとばかりに消し飛びました。
東京都は特に経済的打撃を受けたようで、ロックダウンから人口も減り、感染が拡大する一方で経済活動を再開せざるをえなくなったようです。

それもあってか、良くも悪くもGoto事業に伴い秋頃からイベントも徐々に再開していきましたね。

賛否両論がある中での開催なので、宣伝も打ちにくく、人数制限も相まって一部の人が楽しむ形にはなっていますが、ニューノーマルとして当たり前になっていくのかなと思います。

新型コロナウィルスについても意見は様々

新型コロナウィルスの感染についても、様々な情報が流れていますよね。そんな中で、身近な人たちを見ているだけでも意見は様々でした。
そもそも新型コロナウィルス以前に、病気というものを理解していない人もいるのだと知りました。
私も知り合いの方が感染し、重症になり入院していました。そういった話を周りに伝えたとき、生き物がどれだけ簡単に死ぬかをわかっていない人や、全体人口や検査数から見て何%なのかでしか物事を見ていない人がいることに、価値観の違いを感じました。

私は今年、年明け早々に祖父の体調が優れず、それに伴い認知症も悪化して入院していたのですが、夏、最終的に危篤の状態にも関わらず特に対処もされないまま、新型コロナウィルスの影響で中々面会もできず最後に誰も側にいないまま亡くなってしまいました。秋になり、今度は母の病気が複数発覚し、検査を重ねた末にクリスマスイブに手術となり、年末に入院となりました。また、私自身も今年は飲食店で間違って出されたものでアレルギー反応が起こり、救急車で運ばれることがありました。いずれも新型コロナウィルスではないものの、改めて健康の大事さや今後について考えさせられる一年となりました。

2020年 名久井咲の仕事

オンライン配信イベントの仕事が増加

2020年の仕事は例年よりもイベントのキャンセルが増えた一方で、今までなかったオンライン配信イベントの配信業務の仕事が増えました。

グラフィックは飲食店との取引が多かったため、持続化補助金について調べたり、テイクアウトについてのチラシの制作などを行いました。
結婚式のウェルカムボードを描かせていただいたりと、幸せを分けてもらえた案件もありました。
また、web制作の相談件数がかなり増えましたが、こちらは相談自体は増えたものの、予算やスケジュール等厳しいことが多かったです。
映像制作に関しては、他の事業に比べて影響が出にくかったです。

プロジェクションマッピングに関しては、相談件数が秋ころに集中したものの、急なものが多く、予算やスケジュールが厳しいことが多かったです。そのため、オンライン配信イベントを考慮したイベントルームに常設設置したものや、新型コロナウィルス感染症対策をとった屋外イベントくらいにとどまりました。

自分自身の体調も含め、いつ何があるかわからないからこそ、今年は身内のこともあり実家に帰らざる負えないことも多かったので、動けなくなったときに誰かに頼むことができる、周りの人と仕事をシェアし合える今の環境にとても感謝しました。

2021年にむけて

来年は今年よりも経済は厳しくなると言われていますが、柔軟に対応できる姿勢でありたいなと思います。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するフリーランスデザイナー。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作。
ウサギやネコのほんわかとしたキャラクターのLINEタンプやグッズも販売。

プロジェクションマッピング : www.nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://store.line.me/stickershop/author/1662
オリジナルグッズ: https://sakinakui.fanbox.cc/shop
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