2022年2月末
世界を巻き込んだ大きな問題が動き出してしまった
ロシアとウクライナの問題
僕ら日本人にとっては、遠い国の他人事な問題であり、自分たちの周りでは同じようなことが起こることは考えにくい。
そう、多くの人が思っているだろう。
今回僕がここで書き記したいこと、それは戦争論ではない。
今回の問題について僕らがどう捉えて、どう考えるか。
正義と悪とは?
日本のメディアの多くは侵攻され被害を受けているウクライナを擁護し、侵攻したロシアを「悪」とし非難する内容の放送がされている。
もちろん武力行使に出たロシアを擁護するつもりは毛頭無い。
今回の武力行使は国際法的にも問題であり、その点ではロシアは非難されて然るべきだと考える。
では果たして、
ロシアが「悪」でウクライナが「正義」なのであろうか
この情報に溢れた社会で生きている僕らであっても、その情報は強い力によって偏ったものになっており、自らがしっかりと情報を取りに行く姿勢を取らない限り、その情報は勝手に偏ったものになっていく現実。
僕が今回ここで伝えたいのは、
多面的に物事を考えるということ
ここで一つの動画を紹介する。テレビ東京のYouTubeチャンネルである「テレ東BIZ」
テレビ東京の豊島アナウンサーが解説する、ロシア側からみた今回の問題。
https://www.youtube.com/watch?v=9j_-bJnp3Z8
動画内でも説明されているが、あくまで今回の動画は「ロシア側からみた」もの
これを見て改めて考えるべきは、物事は一側面から捉えてしまうのはとても危険であるということ。
見る面からによっては、時として正義は悪になり、時として悪は正義となる。
正義の話をする時に必ず話しにあがるのが、ハーバード大学の教授である、マイケル・サンデルの著書『これからの「正義」の話をしよう』というベストセラー本。
何度も言うが、今回の問題で僕はロシアを擁護したいわけではない。
僕が危惧していることと伝えたいこと
一側面で安易に物事を捉えてしまう危険性に僕らは置かれているということ
溢れ過ぎた情報社会の中で、その情報を収集しどう自分のものとして捉えるか
今回の問題を踏まえて改めて考えていきたい。