あんあんあん
とか
るーららー
とか
ララララーララー
というのは、語数合わせではなくて、ことばにできないようなふわふわした、かたちにならないような気持ちがつまっているのかなと思った。
カラオケに行っても、歌のおわりの Ah〜 とか Oh〜 とか Wow〜 とか Yo Yo というところまでちゃんと画面に出てくるし、その度にそこまでちゃんと歌いたいと思うのだけど、こっぱずかしくてビールを飲んでごまかそうとしたりしてしまう。
そのことばにできないようなかたまりを表現するために、あえて あんあんあん にしているわけで、 ルンルンルン ではちょっと違うんだろう。
そこを補うのは、きっと僕たち受け手がわの想像力なので、うれしいときはうれしいようなものになって、さみしいときはさみしいようなものになってもいいのかもしれない。
全部が全部わかりやすく伝えられても、お、おぅ、ってなってしまう気もする。
想像とか妄想とか、人のあたまにあるものがおもしろい。AIほどロジカルになれません。
今日はとてもいい天気です。書を捨てて旅に出たいですね。
Shingo