JARDIN DE MUGUET

フラワーデザイナー 2014年Paris Rosebud、エルベシャトランで花修行。 帰国後、フラワーデザイナーとして活動中。 個人の贈り花からレストラン、ウエディング、展示会の装花など。 空間に「はっ」と、ときめく瞬間を花で添えたい。

ほんとの豊かさ

ここはベルちゃんの森。

二年ぶりに訪れた森は、

かわらず美しく、ながれる空気がとっても優しくて、

何からかわからないけど、ふわっとこころが解放される感じ。

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ベルちゃんの馬やロバたちにごはんをあげたり、

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(この国ではエサもバゲッドなのかとうらやましかった)

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ベルちゃんがお世話をする様子を見せてもらいつつ、

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森で草花をつんでブーケ作り。

(ここの森は、ベルちゃんが管理しているので特別に草花をつませてくださっているそうです)

陽の光の中の由美さんがとっても綺麗で隠し撮り。

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シャンペトル(田舎風の)ブーケという、

私が学んできた大好きなスタイルのブーケ。

野山からとってきて束ねた様な、生き生きと洗練されたブーケを

この森でつくるという事は、

正真正銘のリアルシャンペトルブーケとなる。

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田舎風といっても、洗練された美しさが特徴のこのスタイルのブーケは、

とても丁寧にそして繊細な下処理や技術が必要となる。

それをすっ飛ばすと、一気に野暮ったいものへと変わってしまうのです。

でも、この自然の中にいたら

なにも考えずに花たちが行きたいとこを伝えてきて、

勝手にすてきなブーケができるきがする。

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森の中にカメラを向けたくなるスポットがありすぎて困る。

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優しいベルちゃんは、写真を撮るときも手伝ってくれて、

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実は、こうやって持っていてくれてたのです。

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やさしいなぁ。

愛情に満ちあふれた人ばかりで、

毎日うれしい。

・・・

人、動物、植物がみんなで暮らすこの感じ。

とても好きだな。

パリにくる前、ずっと気になっていたサンローランの白いスニーカーか

マルニのサンダルを買おうと決めていたけど、

パリに着いた瞬間にそんなのどーでもよくなり、

ベルちゃんの森に行ったら、

自分の物欲が皆無になった。とは、言わないけど、

時間やお金の消費ではなく、

自然にふれながら「人らしく過ごす」ことが

こころを満たす方法なんだなと思った。

・・・

と、言いつつベルちゃんの家に行く前に

マルシェで由美さんがたくさんのお宝を発見してくださり、

化粧品から洋服までまさしく「爆買い」をしました。笑

人間とは矛盾した生き物ですな。

全部ひっくるめて「人らしい」って事で。

・・・

でも、こういうこころへの栄養補給の時間は

とっても大切。

日本へ帰ってもわすれないでいたい。

・・・

この日は、とっても盛りだくさんな一日で

ベルちゃんのお家編、マルシェ編、EURO2016決勝戦編がある。

由美さん、楽しい一日をありがとうございました♡

それはまたおいおい。

instagram : #みぎたんパリへゆく

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