日経新聞より、ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)をよく読んでいる、おがわです。
今回は、6月7日〜11日に恵比寿ガーデンプレイスで開催された『生活のたのしみ展』について感じたことを少し書きたいと思います。
第3回目となるこのイベント、これまで六本木ヒルズで行われていて、普段ネット上や、限られた期間、場所でしか手に入らない商品が手にとって見られる。
「いいもの」をこよなく愛するほぼ日読者にとってたいへんにありがたく、そして激アツなイベントなのです。
今回は、ついに六本木から、恵比寿ガーデンプレイスに場所を移し、職場のすぐ真下で行われるとあって、大興奮の5日間でした。
初日から非常に多くのお客さんが詰めかけており、あらためてネットとリアルがゆるやかに交わるコミュニティというものを感じました。
ぼくもさっそく、初日から様子見がてら、お昼にお弁当を買ったり、宮城県気仙沼では必ず立ち寄る「ANCHOR COFFEE(アンカーコーヒー)」さんで、カフェオレと、オリジナルブレンドの豆を購入。
実は、青山通り沿いにも別ブランドで店舗を出しているんですって!
今度行こうっと!
これまでの『たのしみ展』と違っていたところ。
これまで第1回、第2回とたのしみ展を、たのしみ続けているぼくは、今回ほぼ日が行った「入場料300円」は非常によい施策だったと感じています。
通常のマルシェやマーケット的なイベントでは、買うかどうかわからない催しに対して、入場料を払って商品を見るというのは非常にハードルが高いと思う。それならば、無料で入ってきてもらって雰囲気を感じてもらって、購入に結びつけるというのが一般的な流れ。
でも、ほぼ日は事前に簡単なアンケートを実施した上で、入場料を設定。
入り口売り場で入場パスを持っていないと、厳密には入場できない仕組みにしていた。会計の際にも、レジ係にチケットを提示する必要があり、購入できるというルール。(実際は、人の目による管理体制のため、パスを持っていなくても入れたり、購入できる状況ではあったように思う。)
ただ、それだけこの「たのしみ展」の会場内には魅力的なものはもちろん、人や出会いがあったように思う。ぼくの友人も初日から大橋歩さんの版画を購入。本人ともしっかり写真を撮ってもらってたいそうご満悦な様子だった。これまで何年とずっと好きでいた方に出会って、お話ができる場。希望しか感じられないような場所への入場切符が300円というのは、もしかしたらとてもお得なのかもしれない。
ぼくも実際、第1回のたのしみ展にて、当日いきなり糸井さんのサイン会がはじまり、発刊されたばかりのSWITCH「ほぼ糸井重里」を購入、めでたくサインをいただいたのだった。(実は、出てすぐに購入したこともあって、2冊目の購入だった笑)
『はじめての前川清』(コンサート)も!
今回はなんと、ガーデンホール内で歌手の前川清さん50周年と、ほぼ日20周年を記念する素敵なコンサートがあった。ホール内が撮影禁止であったため、画像がないのが非常に惜しいが、ぼく自身が初めての歌謡曲のコンサートということもあり、とても新鮮で、楽しんで聴くことができた。
こうした一つ一つ熱の込もったイベントが、5日間も同時並行で行われていることにとても驚いたし、ほぼ日やそれに関わるメンバーの底力を感じた。実際にこの期間に募集しているアルバイトのメンバーにはぼくの友人も含め、たくさんの方が応募、ほぼ日の社員以外の方が多く関わり、動いていくというほぼ日のコミュニティ力。参加する側もとても学ぶところの多いイベントだった。
ネットからリアル、そしてコミュニティへ。
メディアという「情報媒体」からスタートしたほぼ日。
自分たちなりのオリジナルなストーリーや、こだわりをベースにしたECを経て、現在は「TOBICHI」や「生活のたのしみ展」のようなリアルな場を作ってきている。
これからどんな進化をしていくのか非常にたのしみだし、作り出される「場」で参加者がそれぞれの目線でたのしみ、「好き」を起点につながるというコミュニティ。
今年の自分のテーマは「コミュニティへの理解を深める」こと。
ほぼ日のコンテンツや「場」を、心からただ楽しんできたぼくですが、なんだかとても大事なことをここから学んでいる気がしているんです。
うまく書き表せないのがとても悔しいのだけど。
ほぼ日手帳(10年愛用)、カレーの学校(5期生)、ほぼ日の学校(シェイクスピア講座)でもそうですが、「つながりのきっかけを作る」ということは、今後誰もが自然と求めていくものなのかもしれないです。
そんなことを考えつつ、今月末からは「コミュニティの教室」というところで学んできたいと思っています。
またレポートしたいと思います。それでは!
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◉小川 大介 “aizulover”
1985年生まれ、福島県会津若松出身。ふくしま広報係。妻と娘と3人住まい。公益財団の事務局員。日経新聞より、ほぼ日を愛読している。身の回りのものは、だいたいほぼ日で出来ています。
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