スズキリ

1993年7月7日生まれ、テキスタイル育ちのデザイナー。アダ名はスズキリ、屋号はネクトン。釣りと魚が好きすぎて、寿司のブランドを立ち上げ中。 https://twitter.com/suzukiri_s

季節外れの自由研究:アメリカザリガニ模型制作

大変ご無沙汰しております、あけましておめでとうございます。

更新をサボりにサボってしまい申し訳ございません、またこまめに書いていきますのでよろしくお願いします!

 

さて、昨年は外出も飲み食いもなかなかできない状況で周りの友人たちは自炊を楽しんだりキャンプに行ったり、新しい楽しみを見つけていました。

僕も何かやるぞ!と意気込んだ翌日、

 

選ばれたのは、アメリカザリガニでした。

 

 

なんのこっちゃという方が大半だと思いますが、これはフジミ模型が発売している「自由研究」シリーズプラモデルのアメリカザリガニ。

自由研究が好きすぎて陸上部の練習をサボって13点提出した前科のある僕にはピッタリの品ではないでしょうか。

説明書がめちゃくちゃリアルな点、そして申し訳程度にザリガニ豆知識がねじ込まれている点がジワジワきます。

 

 

造形のクオリティが非常に高く、パーツの段階でかなりのザリガニ感を放っています。だんだん「前世で罪を犯してバラバラのプラモとして封印されたザリガニ」みたいに見えてきます。

 

 

どんどん組み立てていきます。目がつくと一気に生き物らしくなりますね。

 

 

寿司????

 

 

そうこうしている間に完成しました!

IKEA以外でザリガニと対面するの、十数年ぶりな気がします。

ご覧の通り超リアルです。ザリガニの裏側ってあんまりじっくり見たことないな……。

強いて言えば尻尾の一部と脚の成形色が派手すぎて浮いてしまうので、該当部分だけでも塗装するとさらによくなると思います。

ちなみにこのプラモ、

 

 

めちゃくちゃデカいです。

このサイズのザリガニがその辺の小川にいたら相当ショッキングだと思います。

 

 

どのぐらいデカいかというと、26cmのフライパンに入れてこの状態です。

だんだん食えそうな気がしてきます。

本当は小川で写真を撮ったら面白いと思うのですが、遠出するのもあんまりなあ……という空気感だったので街中に連れ出してみました。

 

邪悪なザリガニ使い

 

どこに置いても存在感がすごい。

 

 

手づかみでウロウロしてたら複数の猫にガン見されたのですが、エサとして見ていたのか脅威として見ていたのか気になるところです。

 

ザリガニはやっぱり水辺(?)の地面が似合いますね。このまま放置して帰ったらそこそこの騒ぎになる気がします。

こうして遊んでいると、小さかった頃バケツいっぱいにザリガニを持ち帰り、飼いきれなくて死なせてしまった記憶が蘇ります。あの時は泣いたな……。

当時はそこまで問題になっていなかった気もしますが、アメリカザリガニは当然外来種。昨年11月には外来ザリガニが特定外来生物に指定され飼育や販売が禁止されましたが、アメリカザリガニのみ「指定により川や池に大量に捨てられ、混乱を招く」として対象外になっています。

その辺りも含めて考えをまとめていくといい自由研究になるかもしれません。

 

さて、後日打ち合わせのためにヨドバシの袋に入れた布のサンプルを持ったはずだったのですが……

 

丸一日、ザリガニを作った後のプラごみを持ち歩いていました。

 

“「今日実際に布のサンプル持ってきてるんですよ!」と取り出そうとしたら大量のプラごみだった”……

ちょっとしたポルナレフ気分を味わったところで今日はここまで。

 

フジミ模型のアメリカザリガニ

いいプラモだったのでステイホームのお供に手に入れてみてはいかがでしょう!