洗米を終えた後、一晩置いてから、お米を蒸します。
ご飯を作るときは、お米を炊きますが、日本酒造りはお米を蒸します。
なぜ、お米を蒸すのかというと、お米の組織を崩して、麹の酵素の作用を受けやすくするためです。
お米を甑(こしき)に入れて、蒸気を十分通してから、50分かけて蒸します。
蒸し終えたら、甑(こしき)からお米を掘り出します。蒸気がぷんぷん顔に当たります。
蒸気の保湿効果を期待しながら、蔵元の人々が筋肉を使って頑張ってお米を掘り出します。
蒸し上がりのお米です。
キラキラしています。
見ているだけで、食べたくなります。
触ってみると、非常に弾力性があります。
「お腹空きますね。」