皆さん、お久しぶりです。
3年ほど前に投稿させていただいていましたが、しばらく間が空いてしまっていましたが再開させていただけることになりました。
BREWのこのブログはとても魅力的なブロガーさんたちばかりなので皆さんとご一緒できるのをとても嬉しく思います。
久しぶりの投稿なので、今日の投稿は近況報告をさせていただきます。
この3年間のビックトピック
・ロシア大陸を横断していました
・WSET Level3を取りました
・大好きな日本酒の世界にさらに深く入っています
まず気になるこのトピックから。
「ロシア大陸を横断していました」
このブログを読んでいる方の中でロシアに行ったことのある人、ぜひ挙手を!
・・・それほどいないみたいですね。
まだ行ったことのない方々はどのようなイメージですか?
モスクワの観光地、赤の広場にある象徴的な教会
ロシアというと共産主義のトップに君臨しており、愛想がない、冷酷で極寒の国という印象があるのではないでしょうか。
グーグルが使えない時点で全然違う世界ってゆう感じですよね。
しかも文字の表記も全く馴染みがないので、予想することも難しい。
↑ちなみにこれは「ハラショー!」
聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「いいね!」という意味合いです。
「海外旅行をしよう!」となったときの選択肢って「ハワイ」や「バリ」などリゾートを選ぶ人が大半ですよね〜。
でも驚くことにロシアって飛行機で片道3時間ほど、1万円くらいで行けてしまうのです。
時間と金額でいうと東京ー新大阪とほぼ変わらない。(むしろ安い)
とはいえ、ロシアの国土は広く、日本が45個も入ってしまう広さなのです。
なので、極東ウラジオストクからモスクワまでなんと9000kmもあります。
その9,000kmを横断しよう!というプロジェクトがあったのでそれに便乗していました。
ここで起こった様々なドラマは何ページにもなるほどの内容なので今回はあえて割愛をさせていただきます。
今振り返ると休むこともなくずっと車を走らせ、危険な目にもあいながらも本場のサウナで整いながら好奇心と情熱を燃料によく走り続けたなぁと思う日々です。
どこまでも広がる大地と道と空
この風景が約9,000km続きます
私のこの旅での一番の目的は
「日本酒でロシアの人と繋がること」
でした。
ロシアはウォッカのようなハードリカーが人気で、皆さん体質的にお酒が強い。
日本のようにお米をたくさん食べる文化ではないのでお米自体馴染みがないようなのですが、「おいしい」は国境を超えると信じてやまない私は日本酒コミュニケーションをはかろうと思いました。
しかしロシアのお酒の法律は厳しく、路上で飲んだりするのはNG。
しかも私のようなアジア人は目立つので危険すぎます。
そのためモスクワで日本人がやっているお店にお願いをして日本酒パーティーを実施しました。
現地の方にとっては「はじめて」の日本酒。
日本酒が甘いものなのか、苦いものなのか、すっぱいもののかも知らない外国人はどのような反応をするのかとても楽しみでした。
いざみんなで乾杯。
一口含んだ瞬間、必要以上に笑わないロシア人の顔がほころび笑顔に!
お互い英語がままならない状態でも「日本酒って美味しいね!」というのを全面的に表現してくれる方々ばかり。
日本人の一人として涙がでるほど嬉しかったのをよく覚えています。
現地のロシアの女の子たちとも乾杯しました!みんな本当に可愛かったです
思えばロシアは極寒の国。
日本酒のようにお酒をあたためて飲む文化はどの国を探しても意外とありません。
ロシアの人にとっては日本酒くらいのアルコール度数は体の負担は少ないようです。(もちろん個人差あり)
そう考えると日本酒の熱燗がフィットするのでは・・・とかなりの可能性を感じました。
私が行った9月は既にダウンコートがないと寒くてたえられない日もあるくらい冬の訪れが早い。
オムスクという街のレーニン通り。
ロシアでは至る所に「レーニン通り」があります
ちなみにこの写真は9/1に撮りましたがこのコートでは耐えられないくらい極寒でした
単純に私自身が「熱燗飲みたいなー」となっていただけかもしれません笑
ただ、本当に「おいしいは国境を超える」んだなということを実感できた旅でした。
近況報告と思っていたのですがなんとかなりの文字数になってしまいました。
WSETへの挑戦も私にとってとても大切なことだったので、
次回の投稿で綴らせていただきます。
今日はロシアの思い出にひたったら思わず日本酒が飲みたくなりました。
暦の上では秋ですが、日本の9月はロシアに比べたらまだまだ暑いので冷酒も心地よい日です。
今日はプシュッと爽やかにふなスパりました^^