さなえごはん

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梅雨に食べたい-豚肉と豆腐、ゴーヤの梅味噌生姜たれ-[レシピ#5]

季節のうつろいはどの季節でも多少なりとも心躍るんだけど、梅雨だけはどうしたって憂鬱。
湿気がすごいとか日照時間が極少とかにもやられちゃうけど、なにしろいろいろと不便なのが嫌で。

雨が降ると自転車が使えないから、通勤や買い物に行くのも歩くしかないし、
足元が濡れるのも、濡れた傘を扱うのもうんざりしちゃう。

せめて食べるものはさっぱりとおいしいものを用意して、少しでも気分を上げていきたいところ。

今回は、そんな梅雨の時期におすすめのレシピをお届けします。

 

■豚肉と豆腐、ゴーヤの梅味噌生姜たれ

豚とゴーヤ、豆腐の味噌生姜梅たれ


・材料(2人分)

豚ゴーヤ豆腐の材料

豚こま肉 130g
木綿豆腐 150g(3個パックの1個分)
ゴーヤ 60g(ワタを取る前。1/3~1/4本)
茗荷 1本

味噌 10g
梅干し 7g(中1/2粒)
きざみ生姜 7g
水 適量

湯 適量
酒 15gくらい

◀Let’s cook!

①木綿豆腐をキッチンペーパーで包んで皿にのせ、600wの電子レンジに1分半かける。(ラップは不要)
レンジから出したらペーパーを取ってしばらく置き、出てきた水気を切る。
手でひと口大にちぎっておく。
*ペーパーを取る時に、やけどをしないよう注意。

②ゴーヤを縦半分に切ってワタを取り、薄切りにする。塩をしてしばらく置く。
水分が出てきたら水で洗い、水気をしっかり絞る。

③茗荷も縦半分に切り、ななめ千切りにする。

④たれを作る。
味噌ときざみ生姜、たたいた梅肉を合わせて混ぜ、まわしかけられるくらいの濃度になるように水でのばす。

⑤豚肉を茹でるための湯を沸かす。
沸騰したら酒を入れ、再度沸騰したら火を止めて豚肉を入れる。湯の中でほぐして色が変わったものから取り出し、自然に冷ます。

⑥豆腐、ゴーヤ、茗荷1/2を皿に盛り、全体にたれをまわしかける。仕上げに残りの茗荷を飾る。

【使いまわせる料理ポイント】

豚しゃぶは、
①火を止めてから湯に入れる
②冷水に取らず、自然に冷ます
ことで、あまりパサつくことなくできます。
余熱で火が入ることも考慮して取り出すと、よりしっとりした仕上がりに。

 

 

冷や汁風アレンジもおすすめ

この料理を冷やごはんにのせて氷を入れるだけで、冷や汁風にさらさらと食べられるひと皿になります。

冷や汁

魚ではなく豚肉だし、焼く工程がなくてきゅうりや紫蘇も入っていないので、あくまで冷や汁「風」なのですが、じめっと蒸し暑い時期にありがたいあっさりごはん。

味噌ベースの冷たい汁ごはんを「味噌を溶いたら冷や汁」として、毎年暑い時期に具材を変えては作り続けているんだけど、手軽で意外にいろんな具材が合う上にさらっとおいしく食べられるので、ぜひお試しいただきたい。

「出汁がなくちゃ」という思い込みをいったん置いておいて、味噌の力を信じよう!

 

 

 

これら以外にもまだ作った履歴があるので、よっぽど気に入っているらしいです。
そしてきっと今年も飽きずに新作を作るのでしょう。

 

「じめじめじとじと、うんざり…」
などといいながら、空梅雨になるとそれはそれで心配になるのだから勝手なものです。
毎年のことですからね。少しずつ自分のご機嫌を取りながらやり過ごせたらいいな。

こんなゴーヤチャンプルーみたいな材料の、冷や汁みたいなお料理が、
梅雨の憂鬱を少しでも晴らすひと皿になってくれると嬉しいです。