イベント「夏色」の後編です。
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それぞれ料理を仕込み、
サービスの方々は丁寧にワイングラスを磨き、
私は花たちをセッティングして
お客様をお迎えする準備を一斉に行う。
準備が整ったらそれぞれのお皿の説明。
各々の個性が際立つ料理に感動し、
そして、たまらなくお腹がすきました。
アミューズは田中さんの牛タン・黒トリュフ。
大賀さんの揚げたこ焼き(蛸のクロメスキ)と赤パプリカ。
これにあわあわがのっていて、人生で一番お洒落なたこ焼きを見た。
そして、松本さんの枝豆とからすみ。
夏色のはじまり、はじまり。
こちらは、コラボさせてもらった桃のガスパチョ。
色んな種類の桃に鮮やかな色のガスパチョがそそがれる。
こちらの料理は、薬師神さんが手掛けたもの。
料理の美味しさと同じくらい突き刺さるのが、彼の賢さ。
今回のイベントの準備期間、幾度となく彼から刺激をうけ
意見をくれたり学ぶ事が多かったです。
前回のREDに出場されていた際に、
自らがつくる動画審査があったのですが、
賢さが表情やふるまいに滲みでているのですが、
どこまでいってもそのイメージを裏切らない背筋伸ばされる人でした。
私の「夏色」は、青々しく力強く生きる木々や葉と
燦々と輝く陽の光の色なので、
「大人の夏の草原と太陽」を今回の花のテーマにしました。
「野菜畑」
こちらは、茄子。
いちじくの葉をいぶした香りに野菜たちがふぁ〜とつつまれて、
ずっとクンクンしていたかった。
このお料理は、野田さんのお父様の畑で採れた無農薬野菜が
ふんだんに使われた一皿でした。
さらにこの側面の整った市松格子とか、
細かい作業があまり得意でない私にとっては、
もうほんとあっぱれです。
↑市松模様をつくっている図。
気が遠くなりそうな作業に思えるが、さささーっと終わらせていて、
プロってすごいなぁーと素人目線を全開でチラ見しておりました。
「海と山」
烏賊と鮮やかなグリーンはブロッコリーのピュレ。
…その他にも岩魚のお皿があったのですが、
写真とりわすれ(;_;)
そして、サプライズでどーーんと鴨のローストをドヤ顔で持つ男。
この人が今回のイベントのシェフを務めた 島野氏。
彼は、パリの三ツ星GUY SAVOY(ギ・サヴォア)で
最も華場とされる肉キュイソン&ソース部門のシェフを任されていた
若手実力派の料理人です。
フランスでのVISAをすて、これから活躍の場をNYへ移します。
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ちなみにその新天地NYでは、
去年、レセプションパーティで
有り難くも装花をさせていただいた
MIFUNE. New Yorkのシェフに就任したそうです。
オープンしたらまたNYへ行かなくちゃ♪
その時の写真。懐かしいな笑
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話を「夏色」にもどしまして。。
島野氏がドヤっていた鴨をサーブして、
こうなったわけです。
「贅沢まかない」として、イベント終了後にこれと
次にだされたバイオバランス牛フィレという
BIOで育ったフィレのカツレツを食べさせてもらったのですが、
もう本当においしくておいしくて、、、、
お肉がちょっとさめてしまっていたにも関わらず、
くさみも一切なく柔らかくて、美味しさが体中に沁み渡りました。
その後も「夏休み」と題したスイカソルベ
「夏祭り」
季節の果物と右の新生姜のグラニテが
ひんやりさっぱりでこれまた美味しくて。
こちらも食べさせていただきましたm(__)mありがたやー
そんでもってプティフールは、パティスリーの老舗
オーボンヴュータンやピエールエルメ、パリでパティシエをしてきた
昆布さんのもの。
パートドフリュイ(立方体のもの)のみずみずしさというか、
フルーツの味と香りが口でひろがる感じ。たまらなかったです。
このキラキラは、スイカのソルベや竹のデセールを作った
天才パティシエ勝俣せんせーがつくった
ダイヤモンド飴。
このキラキラはお土産として、皆さんにお持ち帰り頂いておりました。
私も欲しかったなー…
キラキラ。乙女心くすぐられる。
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またしても花について、書ききれませんでしたので、
花たちに関しては、別途 「夏色 -花編- 」で綴ろうと思います。
つづく