SHINGO KURONO

1985年生まれ。2006年フランスへ渡りデザインを学ぶ。帰国後国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年独立、デザインプロジェクト humar.(ユーモア) に参加。プロダクト、グラフィック、WEBデザインなどジャンルレスにデザイン活動をしている。作る側とそれを使う側の新しいコミュニケーションを模索するTHE HOTEL LINKSや、お茶ブランドTheThéを運営。 http://www.shingokurono.com http://humar.co http://www.thehotellinks.co http://the2.co

実際のところ

「実際のところ、初乗り410円になってどうなんですか?」

と帰り道のタクシーの運転手さんに聞いてみた。
タクシーに乗る前、ヨシザキくんが来るときのタクシーで聞いてみたんだと言っていて、僕も単純に興味があった。

「まぁ、前と変わらないか、ちょっと下がった感じですかね」
と、運転手さんは言った。

初乗り金額が下がったら単純に考えたら乗る人が増えそうな気がするものだけど、はて、と思った。

「長距離になるとちょっと割り増しになるっていうのをテレビで大々的にやってたでしょ?それだから長距離の人が減ってしまった感があります。」

「一万円くらいになると、数百円上がる程度なんですけどね、5000円くらいの距離なら変わらないか、前より少し安いんですけどね。」

なるほど、と思った。

「実際のところ、長距離でどれくらい割り増しになるのかはあまり考えなくても、長距離イコール前よりも高いという認識をメディアが作ってしまったんですかねぇ。」
なんて世間話をしていたら、曲がるはずの角を曲がり忘れた。

というわけで、

feerique Daikanyamaのレセプションにてテテのお抹茶をたくさんの人に飲んでいただけました。

BROWNSALTさんのケータリングもうまかった。幸せでした。

そして、僕が撮りためていた写真を店内にも飾っていただいております。
是非是非見てほしいのです。

Shingo Kurono