数年前に比べてプロジェクションマッピングの実施ハードルは下がり、気軽に導入できるようになってきました。しかし、思っていたよりも費用がかかる。そう思う企業の方は多いのではないでしょうか?
今回はなぜプロジェクションマッピングは費用がかかるのか、お話ししていきたいと思います。
プロジェクションマッピングに必要な費用
プロジェクションマッピングに必要な費用は主に、
①企画・ディレクション
②視察・設計
③映像・音の制作
④機材一式
⑤設営・運搬
⑥現場でのマッピング作業
⑦当日のオペレーション
これらが必要になってきます。
打ち合わせをしていて一番驚かれることが多いのが、機材費です。
このなかでもプロジェクターは、みなさんが思っている以上の価格がします。
業務用のものだと、数百万から数千万円。
(一例として、平昌2018冬季オリンピック・パラリンピックで使用されたパナソニックのプロジェクター 「PT-RZ31KJ」 というモデルはオープン価格 16,600,000円 (税込) のようです。)
また、ケーブル類も数千円で購入できるイメージで話をいただくことが多いのですが、業務用となるとまったく違います。
どうしたら費用を抑えられるのか
予算をいくらでもかけれるのであれば、大概のことは実現できると思います。ですが、それだと現実味がありません。どうしても削れない費用もあります。
そこで、投影する場所の工夫や演出内容の工夫、プロジェクター設置場所の工夫やプロジェクターの光が映えやすい環境を整えるなどをしていくことで、少しずつ予算が抑えられます。
理想を追求するとその分費用はついてきてしまいます。考え方を少し変えてみることで、プロジェクションマッピングの実現が可能になるかもしれません。
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名久井 咲
1988年生まれ。東京を中心に活動するフリーランスデザイナー。
主な活動内容はプロジェクションマッピングやレーザーマッピングによる空間演出と、グラフィックデザイン、Web制作、映像制作による広告デザイン。
うさぎやねこのキャラクターのLINEタンプも販売中。
HP : http://nakuisaki.info
LINEスタンプ : https://line.me/s/shop/sticker/author/1662
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