今年も残すところあとわずか。
この時季になると、友人、知人などとの食事会が増えてくる。
そんな時、お土産として喜ばれるのは、菊水酒造の秋冬限定 にごり酒『五郎八』である。
瓶・パッケージともにデザインがリューニューアルされた『五郎八』は、更に洗練されたイメージである。
濃厚で甘味のある『五郎八』は、ペアリングとして濃い料理と合わせると間違いがない。
この時季だとキムチ鍋や味噌煮込みうどんなどと、最高に相性が良い。
ただ、飲み方によっては、どんな料理にもマッチすることを発見した。
『五郎八』アレンジの日本酒カクテルが面白い。
たとえば炭酸で割った、その名も”ゴロボール”は、女性にも飲みやすいさっぱりした味わいになり、あっさりめの鶏鍋にも相性がよかった。
知人宅では、おでんやヒレ肉のステーキをご馳走になったが、『五郎八』の新しい飲み方で、様々な味わいを楽しむことができ、大変喜ばれた。
この時季になると、『五郎八』が飲みたくなるのは、この時季限定という希少さがあることと共に、こうして今年1年間の色々な出来事を振り返りながら、皆で楽しい時間を過ごすことができるからだろう。
今年の終わりが見えてきたとは言え、この11月はまだまだ予定があり、今年最後の繁忙期である。
体力的にも乗り切らないといけないので、いつも以上に念入りに調整をして臨む。
11月19日、新発田市民文化会館大ホールでのコンサートは、800名近いお客様のご来場が予定されていた。
三味線とヴァイオリン和洋弦楽器によるコラボレーションは、新しいプログラムも取り入れるということで、念入りにリハーサルを行った。
「島人ぬ宝」は沖縄の三線を使った曲であるが、もちろん三味線でも演奏することができる。
今回は、ヴァイオリンのアレンジもあり、斬新なイメージの曲に仕上がった。
そして、今回の目玉は、「ディスパシート」という曲である。スペインの情熱を感じるような曲で、世界中で人気を博した曲である。
いよいよ、本番がスタートした。
まずは、今年ずっとオープニングで演奏し続けてきた「津軽三下り」を演奏。
続いて「鰺ヶ沢甚句」でゆったりとした世界に浸る。
今回、新しくチャレンジした先述の2曲は、予想以上に盛り上がり、評判が良かった。
後半は、更家健吾がステージに加わり、M Cで会場を沸かす。ラストの曲で、客席はスタンディングオベーションになり、最高の盛り上がりとなった。
新発田でのコンサートは大成功で幕を閉じた。
新しい挑戦の場として、最高の場所である。
これからも、日本の三味線の個性と可能性を追求し、革新を続けていきたい。
今年の仕事のゴールも見えてきた。
それを無事終えて、忘年会に突入しよう。
そして今年最後にまた、『五郎八』と共に一年を振り返り、機運を高めて来年に繋げよう!!