こんにちは!
パーソナルトレーナーの内記です!
ここ最近暖かくなってきたので、そろそろ夏に向けてトレーニングをしてみようと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
トレーニングを始める際、ある程度情報収集をしてから臨まれる方もいれば、とりあえず今ある知識でトレーニングを開始する方もいらっしゃると思います。(例えば腕立て、腹筋、背筋、スクワット各10回3セットなど)
事前に調べてからトレーニングをするべきか、ひとまず今ある知識で取り組んでみるべきか。実際にトレーニングを教える立場のトレーナーとしては、ある程度調べてからトレーニングに臨まれることをおすすめします!
もちろん、トレーニングをやろうと意気込んだその瞬間が一番モチベーションが高く、取り組みやすいとは思いますが、トレーニングはがむしゃらにやってしまうと、下記に示すようないくつかのデメリットが発生してしまいます。
「当てはまっているかも」と心あたりのある方は、最後にご紹介させていただくトレーニングメソッドの調べ方を参考に、知識を深めてトレーニングに臨んでみてください!
調べずにトレーニングをするデメリット
1.望むような効果が得られない
例えば丸々として力強い力こぶを作りたい方が、名前に腕という字が使われている腕立て伏せが効果的面であると考え、一生懸命やり込んだところで力こぶは大きくなりません。
腕立て伏せは腕という文字が使われていますが、主に胸の筋肉を鍛える種目で肩や二の腕が補助的に使われます。
しかし力こぶの筋肉はほとんど働いておりません。
力こぶを作る上腕二頭筋という筋肉は腕を下げた状態から口に手を近づけるような動きでよく使われるので、目的にあった動きにダンベルやゴムチューブなどで負荷を加えることで効率よく鍛えることができます。
そんな風に目的の筋肉を鍛えているつもりが、全然成長しなければ徐々にやる気が失われ、筋トレに挫折するリスクが高まります。
そうならないためにも、鍛えたい筋肉と、その筋肉がどのような種目(もっと言えば動き)で鍛えることができるのかについては事前に調べておくと良いです!
2.目標から遠ざかる
お尻の筋肉を鍛え、綺麗な足のラインをつくりたいという方は多くいらっしゃると思います。
いざ美脚を作ろうと思い立ったものの、特にフォームを学ばずにスクワットなどの種目に取り組むと大抵の方は前ももの筋肉が発達し目指していた脚から遠ざかってしまうと思います。
もちろん前ももが発達した脚も僕はかっこいいと思いますし、そういった脚を目指す方もいらっしゃると思いますが、多くの方はつり上がったヒップラインと先細りのほっそりとした脚を目指していると思います。
そしてそんなほっそりとした脚を目指す上で、限られた環境の中スクワットを選択すること自体に問題があるとは思いませんが、一工夫して前ももにかかる負荷を弱め、お尻や内ももを使うフォームで行う必要があります。
スクワットにもさまざまなフォームが存在するので、なんとなく自分が良いと感じたフォームで行ってもうまくいくとは限りません。
もしかすると前ももの筋肉をたくさん使うフォームで行い、目指していた脚から遠ざかってしまうこともあると思います!
目標に近づけないだけでなく、目標から遠ざかってしまうことまであるわかっていれば、事前に調べることの大切さがわかっていただけるのではないでしょうか。
3.怪我をしてしまう
トレーニングは筋肉だけでなく、骨や関節にも負担をかけるため誤ったフォームで行うと怪我につながることもあります。
せっかくトレーニングを継続できても、怪我をして休まなければいけない状況になると筋肉がもとの大きさに戻ってしまうこともあります。
そうなってしまうと長期的にみても大きく成長することは難しくなってしまうので、怪我をしないフォームを学ぶことも大切です。
個人差はあるものの、初心者はどのくらいの重量を扱うべきか、どのような種目から行うべきか、正しいフォームは、なぜ正しいのかなど理解するだけでも怪我のリスクを抑え、効率よ筋肉を成長させることができると思います!
慎重になりすぎるのもNG
ここまでトレーニングについて事前に調べないことのデメリットを挙げさせていただきましたが、逆に慎重になりすぎてはじめから理論をたくさん学び100点のフォームを追求しようとすることもおすすめできません。
たくさん調べて良い方法を見つけたところで、実際にその方法通り動けるとは限りませんし、何より試行錯誤してやってみないと何が良いもので何が間違っているのかすら判断ができません。
まずは大雑把に多くの情報に触れ、その中から信用できそうなものをより深く調べ、その情報をもとに実践してみるのが良いと思います!
ちなみに体作りに関し信頼できる情報を選ぶ上では、
・断定的な表現を多用していない
・発信者自身が体作りをしているとわかる見た目である
・煽りを入れるようなフレーズやキャッチーなフレーズを多用していない
この辺りに注目すると良いかもしれません。
トレーニングに関し、初心者のうちから学ぶことで、正しくトレーニングができる期間が増えますので、効率よく体作りをしていくことができます!
最短距離で体作りに励みたいと考えている方は、調べる過程を省略できるのでプロの手を借りるのも良いと思います。
まずは自分の力で初めてみたいという方も多くいらっしゃると思いますので、そういった場合は挫折しないためにも目的までどのような行動をすればよいか調べてみてください。
僕もまだまだですが、体作りに関し日々発信活動をしているので参考にしていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!