昨年、友人の結婚式の招待状用にクラッチバッグを制作しました。
1枚ずつ手縫いして、(縫っているのは実家のおかん。僕は布をオカダヤで買って送っただけ。本当の家内制手工業。)その後にペイント加工して、張りを出しています。
だから1枚ずつサイズやしわ感、ほつれ具合もすこしずつ違っていて、それぞれに表情があって、なかなかいいなぁと思う。
作った自分(とおかん)が気に入ってしまって、それからというものずっと持ち歩いていたら、先日あらたに発注をいただき(!)、制作しています。枚数がなかなかに多く、今週はペイント後に干しているバッグに囲まれて過ごしていました。
あまりスペースもないので、半分ずつペイントして乾かして、とりあえず半分は乾いたところ。
普段は、個体差の許されない大量に作られるモノのデザインをしているので、こんなラフでゆるいものは許されないけれど、ラフで大雑把なのがいい!と言ってくれたお客さんに感謝です。
手を塗料だらけにしながら(手袋をつければいいのだけれど、いつも忘れて汚れてから気づく。)作業するのも、また楽しい。
納品が楽しみです。
Shingo