だれと仕事をするか？フリーウエディングプランナーのチーム作り

ウエディングプランナーは実に、無力だと思う。

結婚式当日に、おいしい料理も作れなければ、素敵な花を飾ることもできない。

泣けるほどいい写真を撮ることだって、心温まる司会進行だってできない。新郎新婦とこれだけ濃い時間を何か月も過ごしていたとしても、当日は何もそのイメージを具現化できる技術を持っていない。だからプランナーの私はただただ、仲間を信じて、成功を祈っている。

photo by itowaphoto

シンプルな勘を大切に。だれと仕事をするか？

私はフリーのウエディングプランナー。結婚式場などに所属していないので、いつも特定の指定業者が決まっているわけではなく、毎度新郎新婦のイメージに合わせて、だれとチームを作るかを決めるところから考えている。

「だれとこの結婚式を作り上げていくか」は、実はフリースタイルウエディングにおいて、最も重要な腕の見せ所。このキャスティングさえ失敗しなければ、この結婚式は成功したようなものだと思うぐらい。だれがこのふたりの思いを的確に具現化できるのか？頼みたいと思っている方の技術を信じ、たくさん話し合いをし、最終的には自分の勘で決めていく。

この方なら、きっと、最終的にはこの結婚式を一緒に楽しんでくれるだろう！成功を心から祈ってくれそう。
そんなシンプルな勘を大切にして仲間を決めていく。

誰と仕事をするかはいつもとても悩むし大事。

プロのクリエイターが集まるチーム。お互いの良さで相乗効果を生む

それぞれがそれぞれの良さや正義を持っているプロのクリエーターたち。みんなそれぞれが良いものそれぞれのセクションのプロが、お互いの良さで相乗効果を生めるように。はじめましてであったとしても、良いチームワークを発揮できるように。

私は現場が終わると、ただただ「助けてくれてありがとう」という言葉しか出てこない。新郎新婦の代わりに、彼らの仕事を間近で見させてもらった身として、分身のように「ありがとう」そんな気持ちが溢れてくる。

今日も仲間に感謝して、良い一日をつくりあげられたらと思う。