柳父 豊/Yutaka Yanabu

1989年大阪府生まれ。立命館大学の建築学科卒業後、内装系の上場企業で働く。その後、お洒落賃貸不動産「R-STORE」で会社員として働きながら複業で”紳士の社交場”をコンセプトとした移動式ミュージックバー「ZIP CODE Tokyo」を共同代表として起業する。そして、日本初の洗濯代行ビジネスを行う「WASH&FOLD」にて社長室室長として全ての部署を横断的にマネジメントを経験する。現在は日本最大級の家具・インテリア ECサイト「Rigna(リグナ)を軸にアクセサリーショップ「BOX CHARM Industry」などを運営するリグナ株式会社に入社し社長室室長として従事する。 これで良いではなく、これが良いという審美眼を日々磨いている。座右の銘は「情熱と欲望と美学」。ファッション、インテリア、音楽をこよなく愛する。現代の紳士“モダンジェントルマン”になるべく紳士道を追求中。 【Instagram】@yutaka_eye(https://www.instagram.com/yutaka_eye/

ブランディング戦略としての「スーツ」のすすめ

サマースーツ。軽い素材のスーツと華やかなタイ

今回はスーツを着ることをビジネスライクにオススメします。ビジネス的解釈としても非常にスーツはオススメできるのです。

そもそも僕はファッション/デザイン/哲学としてスーツが好きです

そもそも何故ビジネスシーンでファッションのカジュアル化が進むのか?

・アメリカのシリコンバレー的ITスタートアップの企業の社会的インパクト

・地球温暖化によるクールビズ

・働き方改革による作業視点的合理化

まず、IT企業がデニムにTシャツの制服をもたらし、働き方改革をしたと思っています。ここにもかなりアメリカ的IT企業、とりわけスタートアップのカルチャーを背景とした影響が大きく、彼らのその服装はもはや「ブランディング戦略としてのカジュアル服」であって、好きか嫌いかではないと考えます。

もちろん、皆様が一番最初に想像する地球温暖化の観点や業務効率化のための脱スーツの風潮によって、IT企業以外の一般ビジネスマンのカジュアル化を促しているのも間違いなくありますよね。

このあたりは時代を考えると当たり前のように思いますし、スマートな気がしますよね?けど、僕はそれらを上回るスーツのビジネスメリットを感じます。

ブランディング戦略としてのスーツという選択

・信用経済の世の中において信用を得られやすい視覚的プレゼンである

・事前データのないリアル社会上での良質な偶発的出会い

・共通ルールのあるスーツの世界だからこそ強いプレゼンスが発揮出来る

まずスーツを着こなしてるビジネスマンの圧倒的な社会的信頼感です。感とつけているようにこれはかなり印象操作であることは認めたうえで、そこが最大の重要なポイントです。

信用を稼いだ人が人が全てを手に入れると言われる信用経済の時代において、信用を服装からも得られるというが最大のメリット。スーツを着ているビジネスマンとカジュアルな服装の方とを見比べた時の信頼感の感覚は説明も不要ですし、異論もないと思います。繰り返しですが信頼“感”という点になりますので人間性としての中身が最終的には重要ですが、初見の印象はかなり重要ですよね。

 

スーツは、良質な出会いのきっかけにもなる


また、
SNSと違って顔には肩書きやプロフィールは書いてません。どんな人なのか推測するには立ち振る舞いと服装しかないのです。レストランやバーで僕も何回も経験したことがありますが、スーツをしっかり着こなしているからこその良質な出会いがあります。

そもそもスーツを着ていないと入れないお店もありますし、カジュアルな方がいらっしゃるバーなんかでもスーツを着ているからのお店側や他のお客様の安心感は確実にあります。私もお店側を経験していたので分かります。それが何かの話のキッカケや場合によっては座る席にも影響するのです。

知らないバーテンダーのお店でもスーツをしっかり着ているからこそ話しかけてくれたり、たまたま隣にいる方が話しかけてくれることがあります。それってスーツ関係あるの?と思う方もいますが、関係あるのです。人は見た目で大きく印象などを決めることは脳科学的にも証明されています。

キチッとしているビジネスマンや、お綺麗な女性と仲良くなる時はスーツをしっかり着ている時に多いのは個人経験則でも当てはまります。

存在感を発揮するための、スーツ


そして最後にプレゼンス、つまり存在感です。個性やオリジナリティーが求められる現代において、スーツはセンスなどの右脳的バリューを提示し、そこでプレゼンスを発揮出来るのです。

それはカジュアルファッションに正解やルールがない中、スーツは基本的共通ルールなどがあるからこそアレンジや捻りでセンスを打ち出す事が出来るのです。

同時にどこまで遊びを持たせて、どこまで社会的ルールを抑えているかも表現できる

制服全般に言える事ではあるのですが、原理原則があるのがスーツです。それを抑えた上で個性を出す。色合いやサイジング、人によっては着崩しなども。すべてはある程度の共通ルールがあるから違いを微妙な加減だけで表現出来る。シンプルな料理ほどセンスや腕の差が出るのと同じです。

カジュアルでごまかせてもスーツだからこそごまかせない教養や美的センス、自己表現や相手との関係値の表現のような社会性も持たせることが出来るのです。

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かなりギークなブログになりましたが、実はスーツってビジネスマンのブランディング戦略的にかなり武器になることの可能性だけでも伝わっていれば幸いです!