5月1日は「すずらんの日」
フランスでは、5月1日に大切な人へ
幸せを運ぶとされているすずらんを贈る習慣があります。
フランス語ですずらんはmuguet(ミュゲ)と言います。
そうです。
わたしの屋号「jardin de muguet」の正体なんですね。
ミュゲの庭。
噛みそうな単語ミュゲ。
余談すぎますが、私の名前がmigiwaなので
スペルにMとGがはいっていると親近感がわきます。
英語のmigraineも親近感がとってもわくのですが
訳は偏頭痛。
パリ留学中に「もうすぐミュゲの日だよ」
と、教えてもらった時は
わー素敵な日があるもんだと思っていたのですが、
いざ当日になると想像以上にその習慣は、
フランスに住むひとの生活の一部となっていて驚きました。
この日は、誰でもすずらんを売ってよいそうで
いたるところで、すずらんを手にする人たちがいました。
大切な人を大切にする。
・・・
たくさんの幸せが訪れますように、と
日頃の感謝の気持や相手を想う心をミュゲとともに伝える。
ミュゲを手にしている人を見るだけでも
「あの人は誰にあげるのかなぁ」と妄想ふくらみ、
勝手にしあわせな気分になる。
・・・
そんなわたしは今日、唯一のおさななじみに
ミュゲを渡してきました。
彼女は幼稚園の時からしっかりもので、
一緒に笑ったり、家族以上に心配してくれたり
相変わらず今も助けてもらってばかりいる。
いつもありがとう。
こころとこころをつないでくれる花って
やっぱりすごいな。
幸せをはこんでくれる花をたくさん咲かせて
誰かと誰かの大切な想いをつなぐお手伝いが、すこしでもできたらいいな。
そんな花屋になりたい。
migiwa