街角 マチコ

ロシア生まれの電子楽器、“テルミン”の演奏家。 国際的怪電波ユニット“ザ・ぷー”という音楽ユニットで活動する傍ら、テルミン教室“テルミン大学”を主宰。 現在60名ほどの生徒にテルミンを教えている。 ライブではたくさんの人に、教室ではひとりひとりにテルミンという楽器の魅力を伝えるべく奮闘中。 NHKで放映されたサカナクションの音楽番組「シュガー&シュガー」でテルミンを担当。 PV「テルミン・テルミン」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=q68rViaWvSU

テルミン奏者 街角マチコの”マチコラム” 第2回

ザ・ぷー、初のクラウドファンディング!

支援したことはあるものの、自分が支援を「募る側」になるとは思ってもみませんでした。

題して、「おならファンディング」

我々ザ・ぷーの作品、『おならのソムリエ』という曲のミュージックビデオを作るクラウドファンディングを行いました。

支援者へのリターンは、出張ライブ、完成披露試写会へご招待、デモ音源CDRプレゼント

おならネームを命名し、MVのエンドロールにお名前が入る。といった内容。

ちなみに、おならネームというのは

例:街角マチコ  →  街角真屁子 といった具合です。

屁とかブ、ぷ、臭などおならを想起させるネームに変換して楽しむ遊びです。

 

これに一体どのくらいの方が賛同してくれるのか・・・。

そもそも参加者はいるのか?

ところが、この「おならファンディング」なんと開始から10日間で100%達成、最終的には190%という結果に!

この結果に驚いたのは、何をかくそう私たち自身だったのでした。

こんな世知辛い世の中に、必要かと言われれば全然必要の無い、ふざけたプロジェクトを支持してくださる仲間がいる!!!すごく勇気の湧いた出来事でした。

“おなら”が繋ぐご縁に感謝!支援していただいた、あの方やあのご夫妻、とお顔が思い浮かびます。

 

『おならのソムリエ』MV制作の様子

支援した甲斐があったと思っていただけるミュージックビデオにするべく、メンバー一同おならのMVに全力を注ぎました。皆さんのご支援のおかげで、小道具から撮影まで一流のスタッフを招集する事が出来ました。

早速11月末に撮影が行われました。

ご支援のおかげで、本物のカツラを発注!初めてドンキに売っているパーティーグッズではない“かつら”を、我々用に作って頂きました。なんと本物の時代劇、松平健さんのかつらも手がける“かつらのプロ”が集結。3人掛かりで装着。そして老けメイクも。プロの仕事に驚くことばかりです。

かつらって、人の髪の毛と同じように洗えるんですって!知りませんでした。

「洗いたてのかつらは、シャンプーのいい匂いがしますよ~」とメイクさん。

スタジオでかつらを装着し、メイクも完了!撮影現場に移動します。

撮影場所は、都内の小さな一軒家。端から端まで昭和感満載のNICEなお家。

スタッフと出演者、総勢9名が、すし詰めになって撮影です。

冒頭は玄関のシーン、映り込まない別な部屋でモニターをチェックする監督のSONE太郎。

テルミンは?

あれ?そういえば、今回はまだテルミンが出てきていませんね。

置いてはあります。部屋の隅にしっかりと。

大事なテルミンですから。

実は今回の曲はテルミンが入っていないんです。テルミンの担当なのに。

今回はおじいさんです。おばあさんの問いかけに、おならで返事をするおじいさん。

でも長年連れ添ったおばあさんは、それを読み取る、もはや「おならのソムリエ」。

そんなお話です。

映像の中で弾かないテルミンを、登場させるなんて全く思いつきませんでしたが、

今回の監督である、メンバーのSONE太郎の発案です。

言われてみれば、なるほど!そんな発見も共同作業の楽しさです。

おならで泣けるMV『おならのソムリエ』

そして完成した映像がこちら。
世界初、「おならで泣けるミュージックビデオ」というコンセプトです。

 

2019年最後のマチコラム、お読みいただきありがとうございました!