先日多忙の疲れを癒すために山形県米沢市の白布温泉 西屋へ。
米沢市街地からおよそ20キロ、峠道が標高850メートルにさしかかる所に白布温泉地帯があります。今回は友人であり、TH_READのお客様でもある、山形大学の「先生」の車で現地まで。
西屋は古くから白布高湯の名で知られた名湯で、開湯以来700年余の歴史をもち、湯治場の面影が残っている伝統ある旅館です。 「東屋」「中屋」「西屋」の3軒が白布温泉の象徴的な存在であり平成12年の火災で東屋と中屋の面影がなくなってしまいました。その後「東屋」は新築され和風旅館として再興なったのです。 西屋は江戸時代より残る築約200年の茅葺入母屋造りの母屋に、築約80年の本陣造りの本館、築約25年の食事処及び離れとも、昔ながらの木造建築が特徴で重厚で圧倒的にかっこいいです。 江戸末期に御影石で造られたという浴室は、湯治場の名残の「打たせ湯」もあり、700年の時を経ても変わることのない天然温泉が滔々と湯船にあふれています。
これは西屋社長の遠藤さんから丁寧に教わった西屋の歴史。
玄関から入ると生け花があります。オシャレすぎます。
温泉風呂までの廊下の天井や柱、照明など全ての雰囲気が抜群です。
写真右手前が男風呂。溢れ出た温泉の上を歩き奥に突き当たると女風呂です。もう既にここで温泉の硫黄の匂いと湿度と温度が伝わってきます。
「打たせ湯」は約2.5Mくらいの位置から温泉がドバドバ湧き出していて、大量のお湯が頭、又は背中に直撃するのですが温泉の量が凄すぎます。。。。そして60°はあるのではないかという程とにかく熱い。調べてみると温泉温度50°。「毎分温泉量」500リットルと異次元の温泉量です。
湯船は7人程がやっと入れるくらいのコンパクトサイズ。
今回お邪魔したのが2回目の西屋。前回は真冬だったので打たせ湯に挑戦できましたが、今回は気温も温かいせいなのか熱すぎて断念。
ちなみに去年お邪魔した際には「中屋」にもいってきたのがこちらの写真。ボルトとシンゴと一緒に行きましたね。懐かしいです。
ちなみにこちらの写真はまだ行ったことのない、東屋。
来年は必ず行きます。。。。いや、今年の冬かな。。
中屋、西屋、東屋とこの3件。朝、昼、夜と温泉を入り分けてもいいですね。これは。
若いときは温泉や大浴場は汚いイメージで普通の風呂とそんなに変わんないよって、そんな感覚で温泉を軽視してましたが、最近は温泉に行くまでのプロセス、旅館の佇まい、歴史背景、全てを含めて好きになってきました。次回は山形行きたいな。
西屋
http://www.nishiya-shirabu.jp/
東屋
http://www.shirabu-higashiya.com/
とにかくおすすめです。どうぞ。