イラストで「ボディメイク」について情報発信をするパーソナルトレーナー
初めまして、パーソナルトレーナーの内記(ナイキ)です!
僕はトレーナーとしての活動の傍ら、Twitterを中心にSNSでダイエットや筋トレなど、ボディメイク(体作り)に関する情報を発信しています。
筋トレやダイエットに挑戦したことがある方でしたら、どなたでも経験したことがあると思うのですが
・発信者ごとに異なる情報を伝えていてどちらを信じるべきかかわからない
・情報が正しいのかどうかわからない
・それっぽい情報を見つけても、小難しくて何を言っているのかわからない
などなど、ボディメイクは、はじめるにあたっての情報収集で苦労することが多いです。
僕自身ももともと情報の受け手側でしたが、上記の課題に疑問を感じ、たまたま得意だった「絵を描くこと」をかけ合わせてボディメイクに関する情報発信をスタートしました。
▼こんな感じで情報発信をしております!
自由に発信していた学生時代
僕のSNS上での情報発信は大学3年生の頃にスタートしました。
今にして思えば、大した知識もありませんでしたが、少し専門的なボディメイクに関する本を読み漁り、イラスト化することで、誰にでも理解できるように心がけながら発信しておりました。
当時は情報を発信してもお金は発生せず、トレーナーの仕事もしていなかったので、責任感もなく、自由な発信が主軸でした。
時々閲覧数を増やすためにキャッチーなワードを入れてみたり「そこまで言い切って大丈夫なのか」と思われるような断定的な口調で情報発信をしており、周りの応援もあってあっという間に1万人ほどのフォロワーの方々に見ていただけるようになりました。
なんやかんや順調に行っていたのですが多くの方に見ていただけるようになるにつれ、それまではなかった影響力について考えるようになり「正確な情報以外伝えてはいけない」という思いから、発信のあり方について思い悩む時期が訪れました。
そしてその後約半年ほど発信活動を休止しました。
我ながらもっと気楽にやれよと思います笑
その後の発信活動
その後、社会人になりこれから体作りのプロとして活動するため、SNSを再活用しようと考え、3ヶ月ほど本気で情報発信に打ち込み短期間でフォロワー数を1万人くらい増やすことができました。
この時期には、専門的な学習もしており、学生の頃よりも質の高い情報を発信できていたと思いま
しかしこれは専門職あるあるだと思うのですが、自分の研究している分野について勉強すればするほどわからないことが増えていき、物事を断定することが難しくなってしまいました。
断定的な表現を避けるあまり発信内容もどこか自信なさげで「〇〇の可能性があるが△△の可能性も考慮しなければいけない」などと言ったように、結局何が言いたいのか伝わりにくい表現が増えていきました。
これは僕にトレーナー業を教えてくださっているメンターが、情報に対して誠実であることに影響を受けた面もありますが、とはいえ慎重になりすぎていたと思います。
また、同業者の先輩方からもみていただく機会が増え、初心者よりも同業者に評価される内容を意識してしまい、内容も小難しいものが増えていきました。
▼明らかに初心者向けではない投稿
しかし最近になって、昔のツイートを振り返ってみたのですが、そこには「ボディメイク初心者が、正しい情報を簡単に入手できるようにしよう」という思いが込められており、正確さだけを追い求めて想いがこもっていない今のツイートとは対照的であることに気付かされました。
トレーナーという仕事柄常に新しい情報を取り入れ勉強しており、年月が経つほど情報は精査されていき、今までよりも正確な知識が身に付きます。
しかし情報の正確さだけに気を取られ、想いのこもっていない情報発信をしていても、充実感はなく、また特定の人にしか伝わらないので、月並みな表現ではありますが「何を発信するかではなく、なぜ発信するのか」が大事であると認識できるようになりました。
現在の発信スタイル
もちろん誤った情報をお伝えすることは避けたいと考えているので、これからも情報の正確さには拘っていきますが、それ以上に「ボディメイク初心者が、正しい情報を簡単に入手できるようにしよう」という初心を忘れないスタイルを貫いていこうと考えております。
同業者に評価されるような発信ではなく、あくまで先入観のないボディメイクの初心者のためになるような情報発信です。
この度BREWさんに寄稿させていただくことになりましたが、メディア内の発信でも、これからダイエットや筋トレを始めていこうと考えている方に役立つような、日々感じている「もの、こと」についてなるべくわかりやすく、思いを込めてお伝えさせていただきたいと考えております。
興味をお持ちいただけた方はぜひ今後の記事もチェックしてみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!