まいど!藤潤です!!
だんだんと気温が下がってきておりますが
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
秋は一年の中でもけっこうイベントてんこ盛りでして、
つい先日まで藤潤はほぼ休みなしで出張してました。
先々週は博多にて開催中の「ハカタ和装最前線」というイベントに参加しておりました。
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そして年内最後の出張は横浜高島屋。
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横浜は大阪の着物ブランド、トリエさんからご紹介いただく形での出展でした。
ちなみにトリエさん都の初めての出会いは11年前。
京都で開催された「呉服業界若手経営者の会」で同行した方から紹介されたのがご縁です。
以来着物のことはもちろん、それ以外のこともえらくお世話になっています。
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もったいない
さてさて、今回は「もったいない」をテーマにお話ししようと思います。
藤潤は昔からちょっとしたものを無駄にしたくないような性格で
母からも「そんなもん捨てなさい」とあきれられることもありましたが
(否、今でも妻から言われることがありますが…。)
出来ることなら無駄をなくしたい気持ちはやはりあります。
ノーベル平和賞を受賞されたケニアの故・ワンガリ・マータイさんよろしく
「MOTTAINAI!」
と声を大にして言いたい、そんな藤潤ですが
組紐作りにもやはりとうしても無駄な部分はできてしまいますね。
例えば糸。
長さがちょうどの帯締めができればもちろんそれに越したことはないですが
余らせずに作る、ということはなかなかに難しい。
もしジャストの長さで作ろうとして完成品の長さが足りなかった時は
それは商品として出せるものではなくなってしまいます。
ギリギリを攻めると高いリスクを伴うのはどんなことにも言えそうですね。
というわけで、作るときはあらかじめ長めの出来上がりを想定するのですが
決まった長さに切り揃える時には廃棄される部分が出てしまいます。
しかし……。
モッタイナイ!!
これをなんとか活かすことはできないか?
ということでこんなものを考えてみました☆
廃棄される部分を商品に
まずは長くなってしまった帯締めの余った部分を……
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ストラップに!
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またタッセルにも!
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弊店の商品は大部分が着物を着る人向けなのですが、
このストラップとタッセルは着物を着る方だと帯飾りにされたりしますが
着物を着ない方でもカバンや財布につけたりしてもちろん楽しめます。
プレゼントにする方も多い人気商品なのです。
ちなみにストラップ用に作るわけではなく、
あくまでも本来は廃棄されてしまう部分なわけですから
基本的には一点限り。
「一点物」と言って変な付加価値をつけるのは僕は好きではありませんが…。
そして長くなった房部分の糸を……
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イヤリングに!
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帯締めの質は職人の腕にも左右されますが
使う絹糸の品質にも左右されます。
そんな弊店の帯締めに使われている糸ですから
手前味噌ながら非常に美しく上質なものなのです!
こちらは妻・かほりの作ですよ。
さらに趣が変わって、先述の糸でタッセルにもできないような
短い糸を利用したものがこちら!
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なんと!
凛九の美濃和紙手漉き職人の松尾友紀さんの手によるもの!
まだ商品化までいっておりませんが、なかなか素敵なものが出来ました!
いつか皆さまにお見せできる日が来るはずです!!
乞うご期待!!
このように廃棄されてしまう物を利用して
更なる素敵かつユニークなものが生まれるのは
やはり「もったいない」精神の発露とも言えるのではないでしょうか。
粕汁
話は全く変わりますが、先日件の横浜高島屋出展時にトリエの寺本さんに
「人生最後の最後に食べたいものは?」
と尋ねられ
「粕汁です!」
と即答した藤潤。
そうです!
藤潤は粕汁が大好きなのです!
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藤岡家の粕汁は酒粕をこれでもか!これでもか!と
ふんだんに使った味噌汁といった趣でして
家の外まで酒粕の香りが漂う、それはそれは美味しいものなのでございます。
皆さん、ここまで読んでお気づきですね?
そう、酒粕も日本酒を作る際に生じる副産物!
それを利用した粕汁はまさに「もったいない」の結晶!
また当ブログは酒造メーカー「菊水」のBREW!
そして遂に藤潤は菊水の酒粕をゲットしたぜ!
近日中に菊水の酒粕を使った粕汁についてレポートいたしますっ!
それではこのあたりでドロンします!
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【今後の予定】※状況により変更となる場合があります
〈2022年〉
11月23日〜29日 横浜髙島屋(潤全)
12月2日〜11日 きもの円居(恵子)
2023年
1月5日〜9日 梅田阪急(潤全)
1月10日〜15日 ジェイアール名古屋タカシマヤ(かほり)
1月27日〜29日 和の美おぐら古河本店(潤全)
2月11日〜19日 神戸元町丸太や(潤全)
3月23日〜27日 石田節子呉服店(潤全)
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