街角 マチコ

ロシア生まれの電子楽器、“テルミン”の演奏家。 国際的怪電波ユニット“ザ・ぷー”という音楽ユニットで活動する傍ら、テルミン教室“テルミン大学”を主宰。 現在60名ほどの生徒にテルミンを教えている。 ライブではたくさんの人に、教室ではひとりひとりにテルミンという楽器の魅力を伝えるべく奮闘中。 NHKで放映されたサカナクションの音楽番組「シュガー&シュガー」でテルミンを担当。 PV「テルミン・テルミン」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=q68rViaWvSU

いざ!新年度 #80

年度末の大きな宿題、確定申告も終わり、新年度が始まりましたね!

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

私は、以前こちらでお知らせしていました配信シングルをテルミン大学のサイトで販売開始しました。ぜひお聴きください!

 

音源の紹介と併せて、この節目に改めて自己紹介文を書いてみました。

こちらにも転載させてください。

 

私とテルミン

誰に頼まれたわけでもないのに、思いつきと勢いで「テルミン大学」を始めたのが2005年。

そのときは、本名の佐藤沙恵という名前で活動していました。

友人に間借りした、五反田の6畳間の古びた和室に、テルミンと
パイプ椅子を6脚並べて、テルミン大学がスタートしました。

しばらくして、テルミンの師匠が開発した「マトリョミン」の教室の1つを任され、
カルチャースクールの講師になりました。

その頃、ギター、アコーディオン、パーカッション、と
テルミンバンドを結成して演奏活動を開始。

2007年に初めてのCD「テルミン大学」を自主制作、
五反田のアトリエヘリコプターでレコ発ライブをします。

それを見に来ていた中の1人、街角マチオと出会い、音楽ユニット「ザ・プーチンズ」を結成。

2017年、いろいろあって「ザ・ぷー」と改名。

2018年頃、本名で続けていた講師業も街角マチコに統一。

2023年、いろいろ変化しつつ続けてきたテルミンの今の演奏を、
音源にしたいという思いが湧いてきました。

街角マチコとして初の音源「スターダスト」、ぜひご一聴ください。

 

・・・と、こんな内容です。

ザ・プーチンズが始まってからは、その活動と教室の講師業とで手一杯になり、子育てもあったりで個人での音楽活動は、ほぼストップしていました。

しかもその間に、しれっと個人の名義も改名しています。同一人物だと思わなかった、というお声を聞くこともあり、街角マチコがスケジュールが合わずお断りしたお仕事が、佐藤沙恵宛てに依頼が来たこともありました。笑

ということは、過去の活動歴はリセットされたと考えた方が妥当でしょう。

そんなこんなでフレッシュマン気分満載です。街角マチコの活動歴、作っていきます!!

 

初、大河ドラマ

話は大きく変わりますが、最近の「ささやかな初めてのこと」をご紹介したいと思います。

昨年11月頃から、初めて大河ドラマを全部見たのです!

話題になっているし、見たらおもしろいのだろうな、とは思っていましたが、1年間、毎週欠かさず見られる気がしないのです。。。ところが、今は1年間かけずとも、配信で一気に見ることが出来ます。

子育て中、カルチャーの摂取が圧倒的に足りていませんでした。子供と一緒に見るのはもっと子供向けのコンテンツで、正直一緒に見るのは退屈なこともありましが、時は流れ、大河ドラマを一緒に見られるなんて!

遅ればせながら、『鎌倉殿の13人』、2年生、4年生の子供と一緒にどっぷりハマってしまいました。

こんな面白いドラマが、ほぼ実在の人物で、実際に起こったことだなんて!

いまさらながら、歴史の面白さにも目覚めてしまったような気がします。

春休みの旅行は、迷わず鎌倉でした!いざ鎌倉!

夜の鶴岡八幡宮。

翌朝の鶴岡八幡宮。参道の桜が満開です!

外国人観光客も想像以上に多く、鎌倉は活気にあふれていました。

3代将軍実朝が暗殺されたという階段を上って、本堂へお参り。

八幡宮の「八」は左右に対になった鳩。ステキなデザイン!

そして、鶴岡八幡宮からほど近い、畠山邸跡、執権邸跡、北条義時、源頼朝の墓をめぐる。

その近くに側近のお墓もあり、江ノ電の鎌倉の次の駅には和田義盛の一族の墓。

多くの武士たちが亡くなった戦乱の世に思いを馳せながら手を合わせた鎌倉の旅でした。

そして、鎌倉殿ロスになった我が家は、その後の時代である「真田丸」を7年遅れで見始めました!

7年遅れて「黙れこわっぱ!」とか言っています。笑

後北条氏の籠城した小田原城にももちろん行ってまいりましたよ。

日本の歴史。中学高校で習ったはずなのに、どうして今まで掘り下げようと思わなかったのか。どうしてこんなに忘れてしまうんでしょうか?あんなにたくさんの時間を学校で過ごしたのに、なんと勿体ないことでしょう。

教科書では10ページくらいにギュっと凝縮してつづられた戦国時代、何年に誰が何をしたかは、期末テストが終われば記憶から抜け落ちてしまうけれど、当時の武将や家来たちにもいろいろな思いがあって当時を生きていたはず。大河ドラマはフィクションですが、数百年前に本当にあったことであり、今もその歴史と地続きなのだとしみじみと思います。

子ども用に買った「日本の歴史」という漫画、私もおさらいしたくなっている今日この頃です。笑