SHINGO KURONO

1985年生まれ。2006年フランスへ渡りデザインを学ぶ。帰国後国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年独立、デザインプロジェクト humar.(ユーモア) に参加。プロダクト、グラフィック、WEBデザインなどジャンルレスにデザイン活動をしている。作る側とそれを使う側の新しいコミュニケーションを模索するTHE HOTEL LINKSや、お茶ブランドTheThéを運営。 http://www.shingokurono.com http://humar.co http://www.thehotellinks.co http://the2.co

うきわ

「やせ過ぎだからもっと食べたほうがいいよ。」

といって日本に遊びにきているスウェーデンのマーティンからLAKRIDS SUMMERというお菓子をもらった。

出会ってもう何年になるだろう。彼は毎年バカンスのシーズンには日本に遊びにくるので、僕にとっては夏の風物詩というか、「あぁ、もうそんなに時間が経っていたんだ」と思わせてくれるイベントでもある。そして会うたびに日本語がうまくなっているので、僕の英語力は全く進歩していない。

サーモンピンク色に金の箔押しのSUMMERが輝かしく光るシンプルなラベルに、フタも金色という、なんとも洒落た容器にはいったお菓子は、お祭りのスーパーボールすくいで流れているボールの一番ちいさいものくらいの大きさの丸い形をしている。

ブールドネージュ的なサムシングだろうと思ってつまんでみると、チョコのようなものの中に、グミのようなものが入っていて、うまい。そして500kcalもあるので、腹回りについた浮き輪のサイズが大きくなって、海に浮かべるなぁ。ありがとうマーティン。

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Shingo Kurono