Tomoaki Murano

村野 友明 / Tomoaki Murano インテリアアドバイザー / 1979年千葉県生まれ。専修大学商学部卒業後、個人投資向け営業会社に入社。大塚家具へ転職し個人、法人のインテリア提案、家具設計業務に付帯。その後デザイン注文住宅設計事務所フリーダムアーキテクツデザインに入社。不動産及びファイナンスのコンサルタントとして従事した後、オンラインでのインテリア相談・コーディネートサービス「HelloInterior」を共同創業。富裕層・著名人顧客を多数持ち、オンライン・オフライン合わせて3,500件を超えるインテリア相談・コーディネートを対応。Instagramを中心にインテリアにまつわる情報を発信している。ミッションは「インテリア業界をアップデートする」。インテリア、建築、サーフィン、ゴルフ、音楽をこよなく愛する。バンタンデザイン研究所空間デザイン科卒業。

人生初?の骨折をした45歳・・・夏④

たかが骨折の話でここまで引っ張るのか?

・・・そんな声が聞こえてきそう(というよりも、そもそも僕のブログとか読んでる方どれくらいいるんだろうか・・・・・)ですが、あと3回で完結します!(あと3回もあるのか!!ともツッコミが聞こえる・・・・)

アドレナリンとはすごいもので、さっきまで逆に曲がっていた関節の痛みも、冷静に雑談ができるほど。そういえば、昔フルマラソンやった時、満身創痍な状態でもゴール直前の50mを全力ダッシュできたのを思い出した。その後座った瞬間に一気に動けなくなったのは、アドレナリンの仕業だろう。

程なくして救急車が到着。僕は冷静に状況説明(仕事柄説明するのは理路整然とできる)。救急隊員も僕の状況を確認し、どのような対応をすべきかを考えてくれた。

ここで問題になるのが以下だ

・今住んでいる場所での事故ではなく、実家のある千葉県某市であること

・平日ではあるが18時といういわゆる一般診療時間外であること

・自家用車で買い物に来ていた時の事故であるため、帰宅する際は車を置いてはいけない

救急隊員の方はこう言う

「現状、空いているのはこの地域で一番大きい〇〇という病院だが、救急受け入れは20時以降。なので2時間弱時間がいてしまう。そのため救急車で待機はできない。」

「救急車で病院に行った場合、帰りは自力になる。車をここに(事故のあったお店の駐車場)置いていくのであれば、後から自分で取りにこなければいけない。」

・・・・えっと、、、自力で帰らなきゃならないのは過去の経験上理解はあるんだけど、救急受け入れが20時以降って本気??僕の場合はまだ軽傷だから問題ないけど、本当に緊急を要する人でも2時間待機???嘘でしょ???

救急隊員の方の言い方は・・・

「だと思う」

だった。「病院は20時までは受け入れてくれないと思う」という言い方だ。

僕は仕事柄、この「だと思う」と言うのが苦手だ。そう思うのは本人(もちろん過去の経験や知識を踏まえた言葉なのは理解している)の憶測でしかない。それをこの緊急状態での判断材料にするのは本望ではない。

そう感じた僕は、その病院の緊急電話番号に連絡し状況確認を行う。

結果、すぐにでも受け入れは可能とのこと。さらには救急車で行かなくてもこの段階で事情説明(自分の車を置いて行けないから救急車では行かず、自分の車で自力で行くこと)をし、了承を得ることに。

アドレナリンが出ているとはいえ、痛みと肘が動かない右腕で雨の中運転をすることになった僕。育った街で、何度も行ったことのある病院ではあるが、さすがに心配…。

僕の腕はどうなってしまうのだろう…

実家に預けてきた4歳の子供は大丈夫か?奥様にこの状況を伝えたいが、まだこちらの状況がわからないのに不確定な情報を伝えるのも…

痛みを抱えながら、トラブル対処に頭はグルグル・・・・それでも僕は冷静だったと思う。それにただ脱臼しているだけななず?だから、そんなに大事になるわけがない・・・・

そんな大事になるわけがない・・・と「だと思う」

 

・・・・・続く・・・・・