浴衣。
この時期、花火大会や盆踊りなどで浴衣を目にする機会が増えますよね。
見た目涼やかでその場を彩ってくれる浴衣が私は大好きです。
本来浴衣は寝間着なので(旅館と一緒)、外にでたり人前にお披露目するものではなかったはずですが、いつしか日本人が一番着るであろう民族衣装が浴衣になっていますね。
驚くほどおしゃれで素敵な浴衣が販売されていて、この季節はお店も華やぎます。帯の結び方も多様で、帯締めなどを使っておしゃれにまとめ上げています。
色々な帯結びがありますが、今回は誰でも結べる超簡単な文庫結びをご紹介します。
お腹の上で結ぶ前結びなので一人ですぐに出来ちゃいます!
今年の花火大会は自分で浴衣を着てみましょう。
<文庫結びのやり方>
1、半幅帯を用意します。着物を着るときの帯は名古屋などが主流ですが、半幅帯はその名の通り、半分の幅でできています。柔らかく結びやすいのが特徴です。伊達締めまで結んだら準備完了!
2、片方の帯を半分におり、左肩におきます。この部分が文庫結びをしめる大切な帯になります。だいたい30センチくらいとっておいてください。
3、二周分巻き付けます。この時、ゆるくしてしまうと着崩れの原因になってしまうのでしっかりと体をしめるように巻き付けてください。
4、先ほど取っておいた部分(テ)と結びます。この時、テを上から巻き付けるように結び再びテが上に出るように一度結びます。
5、ちょうちょ結びを作ります。半幅帯の残りの長い部分を折り重ねていきます。幅の目安は肩幅くらい。
6、折り重ねた帯の真ん中を結ぶように上からテの部分を覆います。
7、残ったテの部分は帯と帯の間に入れ込みます。しっかりと入れ込んで帯を立たせるのがかわいいポイント。
8、これでほぼ完成。あとは右回りに体の後ろまで帯をまわすのみ!ここでの注意ポイントは右回りということ。浴衣地にそって回さないと着崩れます。
9、帯板を入れます。帯と帯の間に入れるのがおススメ。帯板にもポケットがついている便利なものもあり、ちょっとしたものをいれることができます。
10、完成~!
慣れれば5分以内で完成してしまいますよ。
それに着方がわかれば、ちょっと着崩れそうなときに直せて便利。
☆プチポイント☆
私はいつも着物を着るときにご飯を食べてから着るようにしています。
少しお腹が膨れているときに着た方がその後ごはん食べたときに苦しくなりすぎないのです(笑)
今回は帯の結び方をご紹介しました!
おためしあれ♡