クリスチャンの多いポルトガルで1番盛大なのイベント、クリスマス。
タクシーのおっちゃんにも『Bom natal(良いクリスマスを)』なんて言われたり、どこもかしこもクリスマスモード。
街はイルミネーション、広場では盛大なプロジェクトマッピング、ショッピングセンターでは大混雑のリスボンを体感しながら、なんだかホームアローンの忙しないクリスマスシーンを思い浮かべながらちょっと遠巻きにウキウキ気分を味わっていた。
こっちではクリスマスは恋人とロマンティックにというよりは実家に帰って家族で過ごすというのが定番。
帰れるとこのない私はどうしたもんだろうと心細くなっていたところ、
仲良い友人家族にに混ぜてもらったり、住んでる家のオーナー家族にお招きいただいた。
両家のテーブルコーディートのクオリティに感動しつつ初めてポルトガルの家庭料理堪能。
日本の料理も食べたいとの事だったので悩んだ挙句日本酒の差し入れに合わせて揚げ出し豆腐を披露。
みんな豆腐も初めてだったようで、日本食経験ある人には受け入れてもらえたが、日本食初めての人にはイマイチのリアクションで和食の研究に力が入りそうな手応え。
ここ数年正月もなかなか家族全員揃うことが少なくイベント事がない我が家なので、家族でゆっくり過ごすということを少し恋しく感じたほっこりクリスマス。
シンプルに何が幸せかを考える機会が増えた。
気づいた時には手の中にないなんて事がないように大事なものを見極めたいと感じた年の末。