こんにちは。
モンスターズ・インクが好きなmimomです。
何の脈略もありませんが、更新3回目にしてネタが尽き気味なので、間々で好きな作品のココが好き!という話をしていきたいなと思います。
vo.1はモンスターズ・インク。
架空の世界を成立させる、丁寧な描き込みが好き
ご存知ピクサーの名作、モンスターズ・インク。
人間界の子どもの悲鳴をエネルギーとして提供する架空の会社=モンスターズ・インクと、そこで働く脅かしのプロ=モンスターたちの働きっぷりや生活を、納得感を持って観せてくれる細かな描き込みは、観る度に感動します。自分で架空の世界を描くようになってからは、さらに意識して観るようになった作品でもあります。
一番好きなのが、絶叫フロアでの仕事シーン。
モンスターが窓口でその日に脅かす子どものカルテを受け取るところから始まり、悲鳴エネルギーを確保するまでの流れを描いた場面です。
約3分の短いシーンですが、ここに登場する小物や機械がとても丁寧に描かれていて、仕事のシステムとしてもキチンと成立して見えるので、あぁこうやってモンスターたちが毎日働いているんだ〜と納得でき、一気にモンスターの世界に引き込まれます。
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個人的な萌えポイント3つ▼
● カルテ
ターゲットとなる子ども一人一人にカルテがある。開くと、子ども部屋の図面がクリップで止めてあり、そこにモンスター界と人間界を繋ぐドアから子どもが寝ているベットまでのルートがメモされている。子どもの顔写真がテープで貼ってあるのは、たぶん、ターゲットの子どもを間違えないように。
そしてドアの鍵。金属の鍵じゃなくてカードキーなのが、システム化された会社っぽさがある。カードをスキャンした日付がスタンプで記録されているのもいい。その押し方が雑なところも、担当者の性格を感じられて最高。
● ドアフックの”M”のエンボス
子ども部屋のドアは金属製のフックに吊られているのだけど、このフックにさりげなく社名の頭文字「M」がエンボスで入っていて、これが萌える。印刷じゃなくて、フックを設計している時点でロゴを入れているってことがなんかもう…グッ!映るのは一瞬でほとんど目立たないけど、こういうこと1つで会社でありエネルギー工場であるという設定の説得力が増す。
● 会社のロゴ入りグッズ
モンスターたちが社内で使う様々なものに、会社のロゴがプリントされている。特にポットなんか、別にロゴが入ってなくてもいいのに会社で作ってみたから皆なんとなく使ってるのかな…とか妄想が広がって楽しい。人間界にもあるある、みたいな。
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1つ見つける度に好きになる、散りばめられたキャラ要素
モンスター界の日常生活品にも、たくさんのモンスター要素が入れ込まれています。
3度目に観て初めて気付く程のさりげないものもあって、1つ見つけるたびに作品が好きになります。
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● モンスター顔の製品たち
マイクとサリーの出勤シーンでまず気づくのが、車やラジオ(いや、スピーカーかな?)がモンスター顔になっていること。人間界では親しみを感じさせたい機械に(特にロボットに)目や口を付けたりするけど、同じ感覚なのかな。
● テープカッター
鋭い2本の牙は用途はなくて装飾なんだけれど、これはテープを牙で食いちぎるテープカッターモンスターをイメージしてるのかもしれない…と勝手に思っている。会社だけじゃなくてマイクとサリーの家にもあるから、モンスター界で最もオーソドックスなデザインなのかも…と妄想が止まらない。
● イス
モンスター界のイスやテーブルは、脚が必要以上にあるものがいくつか。特にキャスターが360度みっしりと付いた事務イスは、ちょっと不気味だけどキュートなモンスターそのもの。
● 配管のネジ
部屋や工場に張り巡らされた配管のネジ1本1本が、牙の形をしてる。…全然必要ないのに!牙である意味、全く無いのに!!この、とことんやる感じ、堪らなく好きだ…!
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・・・
話の終わらせ方を見失ってしまった。
ストーリーの伏線になる描き込みもあれば、配管のネジのようにストーリーには全く関係ないけど世界観を強固にする描き込みもあり…。その両方があり立ち上がってくるモンスターの世界にワクワクが止まらないし、自分もそんなワクワクできる世界が描けたらといつも思う。
とにかく架空の世界をやりきっている(製作サイドが楽しみきっている)のが最高に好きな作品です。
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mimom
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