史佳

新潟出身の三味線プレイヤー。9歳より津軽三味線の師匠であり母でもある高橋竹育より三味線を習い始め 2000年よりプロ活動をスタート。新潟を拠点に国内外で演奏活動を行ってきた。古典を大切なベースとしながらも、伝統芸能の枠を超えた新しいニッポンの音楽を目指し、現在、ニューヨークを拠点に移し三味線芸術の新しい境地を開拓している。 YouTube公式チャンネル :https://www.youtube.com/channel/UCDcEsCsEsKHs6Oyv-i83Nfw

史佳Fumiyoshiはわがままにいる?

はじめまして。三味線ジャーナリストの史佳です。現在、ニューヨークに在住。10月のカーネギーホーコンサートに向けて、目下奮闘中。

三味線歴30年以上になりますが、奥が深い故に、苦しい、、終わりがない。だから、一生の仕事にできるんだなあと。日本酒大好きな史佳Fumiyoshiが菊水BREWの記事をこれから月一で発信します!

史佳Fumiyoshiはわがままにいる?

5月のポカポカ陽気マンハッタンのど真ん中、55th streetにあるアジア系多国籍料理のお店「wagamama」。

ここは、新潟の銘酒菊水を取り扱っているお店だ。早速、ふなぐち一番しぼりを嗜みながら、(冷凍?)枝豆を食す。香りとコクのあるふなぐちと淡白な枝豆の相性は抜群である。あー、茶豆、、、新潟の夏が、恋しい。

一年ぶりにニューヨーク入りしたのが4月9日。約一ヶ月が経った。店内での飲食が制限されているため、テラス席で、ニューヨークの恩人と2019年10月のカーネギーホールコンサートの思い出話に花が咲く。

ニューヨークカーネギーホールでの三味線コンサート

2019年10月5日ニューヨークカーネギーホールでの三味線コンサート“The passion of shamisen”はトリプルアンコールまで出て、会場はスタンディングオベーションであった。打ち上げは、エンパイアステーキハウス54th店で、菊水の樽で鏡割りを行い、その大成功を皆で祝した。

これを機に、更なるニューヨークでの演奏活動を活発化させていこうと決意した矢先、コロナ禍が世界を震撼させた。2020年、全世界のエンターテイメントが止まった。私は地元新潟にとどまり、文化芸術の足を止めてはならないという並々ならぬ覚悟で、演奏活動を行ってきた。菊水酒造さんとは、同じ日本文化の継承、真価という点で多くの共通項があり、よいパートナーシップを築いてきた。一番苦しかった2019年を懸命に支えてくださった菊水酒造さんにあらためて、感謝をしたい。

今年に入り、1月下旬ニューヨークカーネギーホールから、10月にコンサート開催可能との連絡が入った。三味線の神様からのお告げだと確信した。今年動かなければ、日本の伝統音楽は、さらにその衰退の一途を辿るであろう。この危機を乗り越えるには、世界のエンターテイメントの中心であるニューヨークから、その復活をPRしたい。

さぁ、2020年は、全国民が、従という精神で耐え抜いた。今年は、従では、取り返しがつかない。ここは、大きな起爆剤が必要である。そう反である。反作用のタイミングが来ている。日本酒と三味線の関係性や奥深さを紐解き、日本のアイデンティティであるこの日本文化を、世界文化へ押し上げる。その使命感を持って、ここニューヨークマンハッタンに乗り込んで来たのである。

そんな壮大なスケールの夢を持ちながら、ここマンハッタンから、定期的にこの菊水BREWをお届けする予定。どうぞ、お楽しみに。

wagamama最後は、ルームメイトのために、とりの照り焼き丼をテイクアウトした。

結論、史佳は、わがままの真っ只中を突進中。

Keep Going!!