「この夏もダイエットに挑戦してみたものの、効果が出るまで継続することはできなかった…」
毎年このような悩みを抱く方は多いのではないでしょうか。
ダイエットをやり抜くためには何よりも継続力が大切ですが、継続力は「よし頑張るぞ!」と意気込みさえすれば手に入るものでもありません。
そこで今回はダイエットにおける継続力を高めるために必要なチェックポイントを2つ解説させていただきます。ダイエットに苦戦している方は、ぜひご自身のダイエットがチェックポイントに当てはまっていないか確認してみてください!
ルールが雑で厳し過ぎるダイエットはしない
・1日1000キロカロリー以下で過ごす
・基本的には野菜のみで過ごし、お腹が空いたらささみを食べる
・毎日1時間ランニングをする
上記のようなルールを設定する方も多いと思いますが、このようなルール設定でダイエットに臨むとよほど意志力の強い方でない限りダイエットに失敗してしまいます。
例えば「1000キロカロリーで過ごすという」ルールには1日の運動量が考慮されていません。
そのため、リモートワークでほとんど動かなかった日と、通勤し仕事で外回りに行き1日中動き回った日に同じような食事をすることになってしまいます。
当然、後者のような日にただでさえ低すぎるカロリー設定で生活し続けられるわけがなく、体調不良が起こったり、強い空腹を感じたりして、ダイエットを継続することができなくなるはずです。
同様に「毎日1時間走る」というルールも、休みの日と残業でクタクタになった日とでは達成するための難易度が著しく変わってしまい、どこかで継続することが難しくなると考えられます。
上記のルールはそもそも厳しすぎる上、柔軟性がありません。
大抵の方は全く同じタイムスケジュールや運動量で毎日過ごしているわけではないはずですので、ルールにも柔軟性を持たせる必要があります。
・毎日の摂取カロリーを体重×25kcalにする(ただし避けられない外食や、どうしても空腹が抑えられない場合は、500kcalだけ上限を増やし、翌日と翌々日の食事を250kcalずつ減らす)
などというようにすれば、長期的にみてルールは守られやすく、ルールを守ることで小さな成功体験が積み重なり、ダイエットの継続が楽しくなります。
「正しいルールである」という前提ではありますが、ダイエットは継続できさえすれば必ず結果につながるので、継続しやすい目標設定を考えることが大切です。
もしダイエットに悩んでいる場合は、上記のルールをそのまま活用していただいても大丈夫です。(運動量の多い肉体労働をされている方や、ジム通いの習慣がある方は体重×30Kcalの設定が適しています)
「一貫性のあるルール」を設定する
「◯◯だけダイエット」と名のつくダイエットは、一見すると一貫性のあるように思えますが、実は曖昧な要素が多く効果的でないケースが多いです。
例えば、朝にバナナやリンゴを食べるだけダイエットのようなものがあるとして、仮に毎日このルールを守っていたとしても、自然と朝食のカロリーが減った分を昼食で補っていれば、カロリー収支に変化はなく、ダイエットは1ミリも進みません。
単にルールを設けるのではなく、ルールを守った結果、目標到達に効果があるものでなければあまり意味がありません。
「〇〇するだけ」や、「〇〇だけしない」というようなルールは、そのほかに関わるさまざまな要素で結果が変わってしまいます。摂取カロリーや運動量に一貫性が生まれず、「ルールは守ったのにダイエットは失敗した」という強烈な失敗体験を作ってしまう可能性があります。
ダイエットのルールにおいて一貫性を持たせるためには、カロリー設定のようなルールが適しています。
・お菓子を食べない
・毎日30分歩く
のような目標も、人によっては効果的かもしれませんが、上記のルールを守った結果、そのルールによって得られる効果を覆してしまうような行動につながるケースも考えられます。(30分歩いたところお腹が空いたので、普段よりも茶碗1杯分食事量が得たなど)
ダイエットの導入して上記のようなルールは一定の効果があるかもしれませんが、ある程度ダイエットが進んだところで、ルールを守った結果、目標到達に必ず効果があるルールに変えるようにしましょう!
まとめ
・継続が可能であるルール(厳し過ぎずある程度柔軟性がある)
・継続した結果、効果があるルール(守った結果一定の効果が得られる)
ダイエットの継続は上記のようなルール設定をすることで、グッと楽になるはずです。
正しく継続することで、その積み重ねが自信にも結果にもつながるので、ダイエットがより楽しく、捗るようになるので、ぜひルールを見直してみてください!