いつも、ありがとうございます。
発酵文化研究所です。
前回に引き続き食育についてご紹介させていただきます。
①栄養バランスは「ゆるく」がポイント
「食事をとる時にバランスを考える」
言うのは簡単ですが、いざ実践となると大変ですよね。
食事のことだけ考えていられるわけでもなければ、
家族みんな好みが違ったり、
自分のためだけに色々と用意するのが億劫だったり。
どれも、その通りだと思います。
そうして過ごす多くの方が、お腹を満たすだけの食事になりがちです。
かくいう私もその一人でしたし、
今でも仕事に追われてしまうと、ついそうなってしまいます。
そうした時に思うのは、
「今は、食べないを選択するより食べよう」です。
そうして、とにかくエネルギーを補充します。
これは、脳や身体のパフォーマンスを下げないためです。
そして落ち着いたタイミングで
野菜ジュースなどでビタミン、ミネラル、食物繊維を補います。
多忙な現代、栄養バランスやカロリーなど、
日々、毎食時毎に考えて過ごせる人は、そう多くないと感じています。
ですが、何も考えないのも自身の将来のために良くありません。
そこで私が至った「ゆるく考えること」は、
続けていけるように。習慣になるように。
への一歩として大切なことなのです。
そのため、栄養バランスも1日で考えるのではなく、
1週間や10日など、ご自身の調整しやすいスパンをおすすめします。
このスパンも状況に応じて変えても良いのです。
そうして過ごすうちに、
栄養バランスについて習慣化されてきます。
すると、食事の量やカロリーについても意識できるようになり、
自然にバランスが取れるようになってきます。
事例として、私の食事バランスのイメージを書かせていただきます。
1日の食事を3食=10ポイントで表現してみます。
朝=3pt
昼=5pt
夜=2pt
このようなバランスで量とカロリーを配分。
※あくまでもイメージです。
ですが、どうしても夜の配分が大きくなってしまうこともあり、
そのような場合は、
その日の昼と翌日の朝昼を1~2ポイントずつ下げて調整します。
例えば・・・
【8月5日】
朝=3pt
昼=3pt
夜=6pt
3+3+6=12 (トータル12ポイント、2ポイントオーバー)
【8月6日】
朝=2pt
昼=4pt
夜=2pt
2+4+2=8 (トータル8ポイント、2ポイントマイナス)
バランスや身体的パフォーマンス性を考えたときに、
「夜、食事会だから昼を食べない」
「昨日たくさん食べたから朝食を抜く」
といった極端な調整をしがちですが、
そうではなくバランス良くが大切です。
ほんの少し意識するだけに見えますが、
太りにくくなったり、疲れにくくなったりと良いことだらけです。
最初は、こうした考えに慣れないかもしれません。
ご自身のペースで少しずつ、意識してみていただければと思います。
②栄養バランスの考え方
では、その栄養バランスについてですが、
主に「主食」「主菜」「副菜」「牛乳・乳製品」「果物」
といった料理区分を適量ずつとることが最適とされています。
最初は、難しく考えずに、
肉類は何種類食べたかな?
葉野菜は何種類かな?
根菜は?果物は?乳製品は?
といったように食材を数えるだけでも良いのです。
「意外と、たくさんの種類を食べてるな!」
「野菜の種類が少ないから野菜ジュースで補おう!」
そうした発見が、楽しく続けていくためのコツなのです。
もっと、知りたくなったら、
このような「食事バランスガイド」を参考にするのもおすすめですよ。
引用:厚生労働省
「食事バランスガイド」のイラスト等の利用についてのガイドラインについて
URL:https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/b_guideline/