Yuka Koishi

イラストレーター、キャンプコーディネイター。 焚き火とお酒とカレー好き。 著書に「そうだ、キャンプ行こう!」(スタンダーズ)、「カメラ、はじめます!」(サンクチュアリ出版)、「日本酒語辞典」(誠文堂新光社) がある。

キャンプは秋冬シーズンがいい理由3つ

外でご飯を食べてのんびり焚き火を眺めながら過ごすキャンプ。

近年、メディアの影響もありほんのりキャンプブームなのはご存知でしょうか。

 

一般的にキャンプは夏にするレジャーだと思われがちですが、

実はキャンプは秋から冬にかけての季節がベストシーズンなんです。

今回は、キャンプはこれからのシーズンがいい理由3つをご紹介したいと思います。

キャンプは秋〜冬シーズンがいい理由3つ

1.虫がいない

夏シーズンにキャンプをするとどうしても悩まされるのが虫。

あかりに向かって飛んでくる蛾だけじゃなく、

やっかいなのは、人体に影響がある蚊やアブやブヨ。

そしてハチなども時々キャンプ場には見かけます。

子供達にとってはカブトムシなど虫取りに夢中になれて楽しいですが、

大人にはちょっと厳しいですよね。

秋くらいになり、一気に気温が冷え込むと虫たちは姿を消します。

食べ物によってかかる虫も、ランタンに向かってくる煩わしい虫たちとを見なくてすむので

キャンプをする過ごしやすいシーズンと言えます。

2.夜が長く、肌寒いからこそ焚き火が楽しめる

昼間は日差しがあって暖かくても、夜になると一気に冷え込みます。

キャンプは暖房がないように思われがちですが、

焚き火こそが暖房の1つでもあります。

日暮れが早くなり、夜が長いからこそ

焚き火をぼんやり見つめながら暖をとる。

何もしない時間を十分に過ごすことができます。

3.人が少ない、静かな時間が過ごせる

少しキャンプがブームなこともあってか、

数年前よりは増えた人口ですが、

やはり夏に比べると人がぐっと少なくなります。

また、寒い季節にキャンプをする人たちは初心者よりも中級者が多いので

マナーがよく、比較的しずかに過ごせまます。

大人たちでゆったりとした時間を過ごすキャンプには最適です。

防寒対策をしっかりして、新たなキャンプの世界へ

魅力的な冬キャンプですが、その壁はなかなか。

レイヤリング(重ね着)をしっかり考えて、

自身に負担のない形で冬キャンプに挑みましょう。

もしも不安な場合は、電源サイトなどを使用して

いざ寒くなったときにホットカーペットや電気毛布などで

暖をとってみるのもおすすめです。

 

冬の夜空の星は、夏と違って一段と輝きます。

寒さを乗り越えた先に見える新たなキャンプの魅力を

ぜひ全身で感じとっていただきたいです。

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こいし ゆうか

イラストレーター、キャンプコーディネイター。 焚き火とお酒とカレー好き。
著書に「そうだ、キャンプ行こう!」(スタンダーズ)、「カメラ、はじめます!」(サンクチュアリ出版)、「日本酒語辞典」(誠文堂新光社) がある。
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